トップページへ
当社概要 理念・営業方針 探偵カウンセラー 調査種目・料金 結婚調査 素行・不倫調査
得意分野 人探し・家出人調査 カウンセリング 交渉術 内容証明・合意書 メルマガ
コラム Q&A 法律のいう離婚原因

調査の窓から  さまざまな人間関係・世情・社会的関心ごとなど適宜取り上げていきます

調査を通していろいろな人間模様を垣間見ることができます。
このコーナーは、調査を通して感じた事を始め、世情、社会的関心ごとなどを適宜取り上げます。ご意見・ご感想など、Eメールでドシドシお寄せください。お待ちしております。


第13回 【 不倫は人間学?それとも経済学!? 】

不倫は人間学?それとも経済学!? 今日、我々調査業者のもとに、お客様が依頼される調査種目の中で「素行調査」の依頼がかなりの率を占めている様に思う。素行調査の中でも調査項目は「不倫の事実確認及びその証拠撮り」が殆どの様である。そこで「社会現象」といえる「不倫」について考えてみたいと思う。

「不倫」について考える前に「不倫」とはどの様な事をさすのか、この点をハッキリさせておく必要があるので、数種の辞書・辞典で「不倫」についてどの様に説明されているか調べてみた。

不倫とは「人倫にはずれる事」。「人道にはずれる事」。(広辞苑)
不倫とは「道徳に反すること」。「特に男女関係についていう」(明鏡国語辞典)
不倫とは「順序がきちんとしない」。「秩序がない」。「程度種類が同じでない」。「特に男女間の不道徳についていう」。(大漢語林)

どれも分かったようで分からない説明である。「辞書・辞典」も同じ様な説明であった。もうひとつハッキリとしなかったので「人倫」の項目について確かめてみた。そうすると「人として守るべき道」などと書かれていて具体的なイメージがもうひとつ湧いてこないのである。が、しかし、一番分かりやすく「不倫」について説明していた辞典があった。それは「弘文堂」から出ている「辞典・家族」であった。それに「不倫」について、以下のように説明してあるので参考になると思い、本文のまま書き移しておくので何かの時に参考にされるといいように思う。

不倫
婚姻外性関係の一種。
少なくともどちらか一方が婚姻関係にあり、金銭を直接には介在させない特定の性関係のことを指す。類似する日常用語として姦通、不貞、浮気、よろめき、火遊びなどがある。大宅壮一文庫雑誌記事総目録「浮気・姦通一般」の項目を通覧すると、「姦通」「浮気」「不貞」といった概念は第二次大戦以前から存在するが、「不倫」概念の登場は比較的遅い[初出:『女性自身』1965年9月6日号「〈不倫の愛〉はいかに裁かれるか」]。

不倫と定義されるような婚姻外性関係が人類史上、格別珍しいわけではない。 ただ「姦通」が旧刑法183条、「不貞」が現行民法770条1項5号に根拠を持つ法的概念であるのに対して、「不倫」は社会的・道徳的概念である。

また「浮気」があくまで婚姻関係の維持を前提とした「気の迷い」とされるのに対し、「不倫」は通常、婚姻関係の解消・再結成をも可能な行為選択肢として浮上させるヘビーな関係性を意味する。

もっと軽快に、明るい「フリン」を提唱する立場もあるが、それがカタカナ表記されざるをえないところに「不倫」という概念の重篤がうかがい知れる。

それにしても、本来「人倫にはずれる」という意味でしかないはずの「不倫」という記号が、なぜある種の婚姻外性関係のみを指し示す言葉として使われるのだろうか。これは社会学的課題として未だ未解決である。

以上の通り、「不倫」は「配偶者」のある特定の人物と「性的関係」を持つ事であり、そこには「性的関係」を目的にした金銭のやり取りがない男女の関係の事である。その事を社会的な概念の言葉で「不倫」という様である。「不貞」は法的概念の言葉なのであるが、言葉の意味するところは何ら変わりはない。

「不倫」イコール「不貞」と考えていいのである。「不倫」は「法律」の場面で問題になると「不貞行為」になるのである。この「不貞行為」は、それを原因に「離婚の訴え」を提起されるのである。(民法770条の離婚原因の一番最初に記載されている。)

「不倫」は「人の道に外れる行為」であり、法的にも責めを負わなければならない行為である。しかし、一向に減少の方向に向かう気配はないようである。むしろ、不透明な社会情勢を反映してか、自由な生き方を求めての結果か、はたまた孤立感を埋める目的なのか、あるいは違う価値観との出会いの探求の為か、その場の成り行きでそうなったのか、理由はそれぞれあろうと思われるが、止められない、止まらない不倫が堂々と行われているのが現実である。

当事者がその気になりさえすれば、それなりの「不倫行為」が可能な現実社会である。「人倫にはずれる事」であり「法的に責めを負う行為」であるのにかかわらず、なぜ「不倫」は行われているのだろうか。

「不倫」に陥ったきっかけはいろいろとあるようだけど、継続する事のメリットはあるようである。そうでなければバレた場合のペナルティーを考えれば誰も行わないのではないだろうか。

不倫は楽しいのである。楽しいから癖にもなる。仕事のストレスも吹っ切れるのである。で、あるだけにスリルもあるのである。しかし、1度ないし数度の不倫が配偶者にバレて慰謝料の支払いを余儀なくされ、夫婦の結末は離婚。その結果、人生の奈落の底に追いやられる気の毒な人がある。一方で、何年も、人によっては何十年も不倫を続けながらバレない人もある。バレないどころか心身共に充実した人生を送っている人もある。

この差はどこにあるのだろうか、この点について少しだけ明らかにしてみたいと思う。これを書き続けると長くなるのでこの続きは次回に譲る事にする。

以上

文責 井上 俊彦

「気になることはまず調査」TEL 0120-10-7830 FAX0120-88-7830