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調査の窓から  さまざまな人間関係・世情・社会的関心ごとなど適宜取り上げていきます
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このコーナーは、調査を通して感じた事を始め、世情、社会的関心ごとなどを適宜取り上げます。ご意見・ご感想など、Eメールでドシドシお寄せください。お待ちしております。


第16回 【 浮気と不倫。そして、慰謝料 】

最近、言葉遣いがなってない。言葉が乱れている。学校でもっと日本語の意味を教えろ。等々の報道に接する機会が増えた様に感じる。また、言葉を正しく使うマニュアル本等もよく売れていると聞く。と、同時に、私自身も日本語の乱れをテレビのアナウンサーの言葉遣い等から漠然と感じていた。

親しい間柄で交わす言葉については、そう問題とは思わないし、気にもとめない。しかし、一定の秩序の中で交わす言葉はその言葉の意味するところがある。言葉は秩序によって成り立っているのは確かである。

したがって、言葉の乱れは社会の秩序の乱れを招きかねないので、警鐘を鳴らす意味でできる限り正しい日本語を使おうという気運が高まって来ているのではないだろうか。特に「公の場」では、正しい日本語を使ってほしいのもである。

そこで、言葉とその意味についてフト思った。
日々接している仕事関連の言葉を思い出したのだ。その言葉は「浮気」と「不倫」という言葉でる。我々と同じ調査業者の多くは、配偶者の異性交際の事実確認の調査依頼を受けている。これらの調査を「浮気」または「不倫」調査と呼んでいる。(法律用語では不貞という。)しかし、言葉が違うように「浮気」と「不倫」は違うのである。

ちなみに「浮気」と「不倫」という言葉について、その意味するところを思いつくままに書き出してみる。
○浮気は、単なる気の迷い。
◎不倫は、相手と対の関係に発展する可能性を秘めている。
○浮気は、いつかは元に戻る。
◎不倫は、家庭崩壊に至る可能性を秘めている。
○浮気は、一時的な楽しみで、心の置き所を分かっている。
◎不倫は、ズルズルと関係が発展し、何かが犠牲になる可能性が大である。
○浮気は、あまり第三者を巻き込むことはない。
◎不倫は、泥沼化する可能性がある。
○浮気は、比較的短期に終わる場合が多い。
◎不倫は、どこまでも相手を必要とし長続きする可能性がある。
○浮気は、配偶者を見限らない。
◎不倫は、配偶者を見限る可能性がある。
○浮気は、配偶者に謝れば家庭は元の状態に戻る。
◎不倫は、配偶者か愛人のどちらかの選択を迫られる。

更に、極めつけは、
○浮気は、慰謝料は取れない。
◎不倫は、慰謝料を取れる。
で、ある。(有斐閣・夫婦の法律相談による判例解説を引用した。)

おおよそ以上のように「浮気」と「不倫」の違いを書き出してみた。極めつけは何かというと、最後の「浮気」は慰謝料は取れない。「不倫」は慰謝料を取れる。と、いう点である。一般的な感じとしては「浮気」も「不倫」も同じ意味を持ち、会話上の意味も通じるのである。

しかし、ここでハッキリしてきたことは、「浮気」と「不倫」を「同義」と理解して、証拠を入手され、その証拠に基づき「慰謝料」を請求されても裁判などの場面では、それは証拠として、耐えられない可能性が大いにあるということである。

これらの違いを分かっておくと、同じ「不倫」の証拠を撮っても、その価値を高めることもできるし、無価値になってしまう可能性もあるということである。また、「不倫」の証拠を撮られた人は、対応次第で「慰謝料」を支払う必要が無くなる方法もある。と、いうことである。

我々の仕事と関係深い言葉について、その言葉の意味するところをもう一度考えてみることで、依頼者のご期待に本当の意味で答えることができるのではないかと考えたので、調査業者と関わりの深い言葉について考えてみた。

大切なところで、言葉の意味が分からなければ、大人社会の出来事の解決を、子供に相談してるような結果になりかねない。ご依頼者から更に信頼され、仕事を通じて社会のお役にたてるようになりたいものである。
以上

文責 井上 俊彦

「気になることはまず調査」TEL 0120-10-7830 FAX0120-88-7830