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調査の窓から  さまざまな人間関係・世情・社会的関心ごとなど適宜取り上げていきます
調査を通していろいろな人間模様を垣間見ることができます。
このコーナーは、調査を通して感じた事を始め、世情、社会的関心ごとなどを適宜取り上げます。ご意見・ご感想など、Eメールでドシドシお寄せください。お待ちしております。


第20回 【 調査業界の雑感 】

不倫に関する事柄を今まで何度か書いた。
不倫関係の事柄は、他人ながら興味のある問題なのか多くの人に見ていただいている。

不倫に関する様々な事柄については、発行が 11 月〜 12 月になる予定の「メールマガジン」で取り上げようと思っているのでご期待いただきたい。

今回は「調査業者」について日頃、思い感じている事を自由気ままに書いてみようと思う。違和感、反対のご意見もあろうかと思うがご了承いただきたい。

ここ 10 年程の間、いわゆる「バブル経済」崩壊以降、この業界に新規参入された方も多くあって需給のバランスが保たれてないように感じる。調査業者を必要とする社会環境にありながら、全般的に調査業者は暇なのである。その原因を思いつくままに書いてみる。

需給のバランスが崩れているが、その原因は、必ずしも業者が増えたせいともいえない。と、思う。社会状況の変化もあるだろう。また、旧態依然とした調査業を歩んできた結果、時代の要求の象徴である「依頼者の期待」に答えられなかったのが原因かも知れない。

調査業界の現実を垣間見ると、一部新規参入業者と、これも一部の旧態依然とした業者によって、需給のバランスが崩れているところに、調査業界全体の問題が潜んでいるように思う。

戦後の経済成長と共にレベルアップしてきた社会全体の知性に調査業者側が対応しきれなかった結果、現在の調査業界への需給のバランスが崩れているように思う。

社会の高度化、知的水準のレベルアップの方向に社会全体が働いている現在、間違いなく全体主義から個人主義に移行している。そこに、我々調査業者を必要とする社会構造が存在する。

にもかかわらず、一部新規参入業者は、または一部の旧態依然をした古い業歴の調査業者が、調査を必要とする「利用者」から距離を置かれているように感じる。

感じるというのは、我が社に来られた相談者・依頼者のお話をお聞きしていてそう思った。業者と依頼者は感覚的にずれている。と、感じたのであった。

新規参入業者について、次のような意見・感想をお聞きした。
『チラシを見て、大々的に営業しているような感じを受けたので素行調査を頼んだ。調査結果を連絡してこないので問い合わせた。何だかんだといっていたが、調査をしていない事が分かった。お金を先に払ったので調査をしてくれるように言った。その結果、調査の際、依頼者である私の車を貸してくれといって車を使われた。こんな調査会社あるのでしょうか。あきれたので、調査の中止と返金を迫ったが、お金は返してもらえなかった。』

債権取り立てのケース。
『弁護士が入って、破産手続き中でも債権を取り返せる。取ってやる。と、いわれた。そして、手形を出せと言われたので預けた。しかし、いっこうに連絡がないので手形返済を迫ったが、返してくれない。怖くなった。』

また、一部の新規参入業者が相談者に対して行っているトークとして、次のようなものがある。このトークは何人もの人から聞いたので間違いのないものと思う。

『人間は夏場になると発情する。特に男はその傾向が強いので、浮気調査は今すぐした方が良い。』と、言っているそうである。

この営業トークを聞いた相談者のある女性は、あまりにもレベルが低く、常識はずれの間違った事を平気で言うので信用できなくなった。調査を依頼せずに帰った。と、おっしゃっていた。

新規参入業者の事を書いたのは、新規参入業者を排除しようとか、妨害しようという意図ではない。前述の通り、社会の知的レベルが年々向上している昨今、相談者の「弱み・悩み」に心情的につけいるような方法での営業活動は、いかがなものだろうか、と考えるのである。

新規参入業者と対極にある古参業者はどうか。この業者さん達は業歴を何十年、とかをよく言うのである。これらの業者さんは思考が過去を向いている場合が多い。過去の良かった時代のご自身の活躍を、その懐かしい思い出が、今も強く残っているのだろう。

業歴の古い事は良い事だ。長年続けられてきた事は、どういう角度から観ても敬意を払うべきである。しかし、過去の歴史、業歴のみに固執すると、時代の移り変わりについて行けなくなるのも事実である。

時代の流れがみえない古参業者は、業歴何十年、という老舗である事を唯一の売り言葉にしてお客さん獲得に走っているのが現実だ。

古いので、長年営業をしてきているので信用ある。と、思っているのは自分だけのようである。長年の実績とか体験、そして経験は大切である。しかし、経験や体験はある人にとっては重要だろうが、一方で、ある人にとっては、あってもなくてもどうでもいいものなのだ。

そのことが分からずに老舗の名の下にあぐらをかいて倒産した企業は山程ある。どの様な業種でも時代の求めに対応していかなければならないのである。そうしなければ生き残れないのだ。

我々の調査業界も今、二極化がものすごいスピードで進んでいる。
新規参入業者の一部に見られる個人のプライバシーを「テレビのバラエティー番組、または、探偵ゴッコ」のように見立てて、受けをねらったような業者。そして、古い事のみを強調し、時代の先が見えない業者。調査業者の中にはこれらの業者が比較的多いのである。

これでは、調査業者自身が自らの生きる道を閉ざしているのと同義である。
そこで、どうあるべきかについてであるが、私は次のように提案する。

調査業従事者の1人ひとりが自分の仕事に誇りを持てるように業者として、社会に対して何が出来るのか。それは誰にどの様に役立っているのか。役立つ事が出来るのか。それらの「コンセプト」は何なのか。を、今一度ハッキリさせるべきである。それらの事がなおざりにされてきた気がする。

その結果、社会の象徴である「依頼者」と、ものの考え方にずれが発生して、距離が発生したり、古き良き業績がありながらさらなる将来を見つめる事が出来なくなるのではないだろうか。

以上

文責 井上 俊彦

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