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調査の窓から  さまざまな人間関係・世情・社会的関心ごとなど適宜取り上げていきます
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このコーナーは、調査を通して感じた事を始め、世情、社会的関心ごとなどを適宜取り上げます。ご意見・ご感想など、Eメールでドシドシお寄せください。お待ちしております。


第23回 【 いろいろな調査業者 】

前回で調査業界の事を書くのは一旦中止しようと思っていた。ところが、ある調査業者に依頼された方達が、立て続けに我が社に来られて次のような事を仰ったのである。

調査を依頼したが、報告内容はまともに調査をしたとは到底思えない調査結果の報告を受けた。別な人は、調査依頼した事と、頼んでもいない別な事を調べて、調査をした、といって報告してきた。このような場合どうすればいいのだろう。と、言う相談を立て続けに受けたので、今回もあえて調査業界について書いてみる。

他社に依頼された案件をどうして取り上げたかというと、私は常々調査業界の健全化、つまり社会化を願って止まない立場にいる。従って、社会 ( =ご依頼者)と、調査業者のトラブルはできる限り避けなければならないと考えている。

今日、我々の業者は、社会から必要とされているのである。このことは社会システムの変化、生活の変化、個人尊重の時代、個人と社会との平等の関係意識等々のどの視点から考え合わせても我々の仕事は必要不可欠なのは明らかである。その事を放置して反社会的な行為は慎むべきであると考えるから、あえて感心できない業者の事も書く事にした。

ここに取り上げている事例などは、特定の業者を指していっているのではない。あくまでも、事実としてこれまでに調査業者を利用された方々の声を聞きそれをまとめたものである。業界の反省材料として、今後に役立てる事ができれば、という思いで業者の事を書いたのである。

探偵社・興信所という業界は、他人 (= 企業・団体含む ) の依頼を受けて、正当な理由の基に、依頼者の知りたい事柄、知る必要のある事柄を依頼者に代わって調べる事を業としている。調査を依頼され引き受けるには当然の事ながら委任契約という契約関係が成立する。

ある人の依頼を受け、その家族のある人物についての調査、又は、ご家族と関係するある人物の調査などの依頼が多いのも現実である。

これらの調査の場合、ご依頼者は調査業者に限りなくプライバシーを伝える事もある。調査の課程で知られたくないプライバシーを業者に知られる事になるケースもある。

プライバシーを業者に知られる様になるのは、ご依頼者は、調査依頼前にご存じである。従って、調査依頼される時は、業者選びをされる。
業者選びは、地域によって違うだろうと思うがおおよそ「タウンページ」「チラシ広告」「新聞広告」「看板」などの広告媒体を参考にして選ばれるのではないかと思う。

調査業者の各種広告媒体の中で一番多く使われているのが「タウンページ」では、と思う。 ( ちなみに我が社は新聞である。 )
多くの問い合わせを受ける相談者から、「タウンページ」広告を見たけれど何処に決めていいのか迷う。と、いう言葉をよく聞く。
それはそうだろうと思う。

何故かというと、調査業界の広告には、言葉の規制があるから。使ってはいけない言葉が沢山ある。従って、何処の調査会社も同じような言葉で広告するようになってしまう。
従って、「タウンページ」広告を見ると、何処の調査会社も似たり寄ったりで同じように見えるのである。ここにご依頼者が業者選びに迷われる大きな要因がある。

業者は、限られた言葉を使って、如何に選んでいただくかを一生懸命になっている。選ばれるようにいろいろな策を講じているのである。

その手法は
◎如何に会社が大きいかを印象づけ宣伝する業者。
○全国組織であるようにいろいろな地域の電話番号を掲載している。
※これらの業者に共通する事は、調査という仕事を物の生産と同一視している傾向がある。
個人のプライバシーを預かる業に就くには人材が必要である。つまり、調査能力のある人材である。これらの調査業者は、調査能力のある人材はいないのである。何故いないのかというと、育てないからである。育てる事よりも依頼者から如何にお金を出させて、調査をしたように見せかけて報告書はつじつまを合わせているだけなのである。

本来の調査業者の仕事である調査能力の向上に力を注ぐよりも、如何にお金を集めるかという事に奔走しているので、大きな組織である事を広告し、信用を得ようとしているのである。従って、広告作りはうまいのが特徴である。広告は専門業者に委託し、お金を掛けている。

調査を依頼された方が、業者に対する苦情と、不信感をあらわにされるのがこの手の業者である。

何故この手の業者に苦情が多いのか
それは、調査能力の無い人材が揃っているからである。
ある、大手といわれる全国展開している調査業者にご主人の浮気調査を依頼したところ、 3 ヶ月経っても調査結果の報告がないので担当者といわれる人物に電話を入れて、調査の経過などを聞こうと思った。しかし、担当者は、「留守」「手を離せない仕事が入ったので連絡が取れない」「しばらく休んでいます」等々といって、電話連絡すら付かない状況になった。

その後、やっと連絡できたと思ったら、「何もないです。ご主人の女性関係はありません。」と、言って報告書を渡された。実際は、依頼した調査会社の担当者とご依頼者は連絡が取れなかったので、しびれを切らして、ご主人と浮気について話し合われた結果、ご主人は浮気を認めたのであった。

これは調査依頼中の事だったので、ご依頼者は依頼先の調査会社にその事を仰ったが、ガンとして浮気はない。と、突っぱねたそうだ。そして、あと 2 日調査をしてあげる。調査料は 2 日間で 70 万円に負けてあげる。と、いったそうだ。このご依頼者は、これまでのその調査会社に 300 万円のお金を支払っていたと聞いた。

そして、受け取った調査報告書は、小学生でも書けるような調査結果が、大きな文字で印字されていた、といって悔し涙を流していた。 ( この件のご依頼者は、無駄なお金を使った事と業者担当者への人間不信が重なってノイローゼになり仕事を休んでいる、と聞いた。 )

全国展開している調査業者の、悪い面の象徴的な事例だが、この業者に関しては同じようなケースをたびたび聞いている。

○権威、お墨付きが欲しい業者
自分のところの調査会社のバックには何々組織がある。又は、弁護士が控えているとか有名スターも推薦する業者であるとか、はたまた、テレビに出ていたとか出ているとかである。これらは、他者の権力・権威、名声などを借りて自分を同一化しようとしているだけで調査能力とは全く関係のない事だという事を肝に銘じて知っておいていただきたい。

何が問題なのか
「全国組織の業者」、「権威名声」をほしがる業者の何が問題なのか、というと、調査業者にとって一番大切な「依頼者の立場に立つ」という「ものの考え方」が欠落しているのである。次に、「時代が求める知性」について行けてないのである。これからの社会は、これまで以上に我々のような調査業者が必要とされているにもかかわらず、自らが社会と距離を置くような行為をとり続けているのである。

そこで、安心して調査業者を選ぶ為、「悪徳業者」と「普通の業者」の定義を述べておく事にする。

《悪徳業者の定義》
◎ご依頼者の「不安・悩み」を広告で募り、その「不安・悩み」を利用して利益を得ようとする業者

気をつける点
広告が実際よりも大きい。
ひたすら権威とか名声を主張する。
電話及び直接相談の場合、ご依頼者の「不安」意識を増長させる、不安をあおるような営業トークを得意とする。 ( 感情を中心とした不安をあおる。 )
契約を急がせる。内金は少しでいいという。調査開始すぐに契約金額を振り込めという。
通常の調査にもかかわらず、成功報酬での契約を進める。
最初、・・・万円といって、ご依頼者の反応を見て料金を下げる。

《普通の業者》
ご依頼者の「不安・悩み」解消の手助けをし、感謝されて、報酬を得る業者
これらの業者は、ご依頼者と業者間に相互信頼が自然に生まれるので調査料金は調査終了後、報告書と引き替え、というシステムである。( 依頼者と業者間はまず、信頼関係が築かれ関係性がストレートになり、依頼者の不安・悩みを業者も共有できるようになる。 )
料金表を備えているので、人を見て料金を決める事はしない。
依頼者との相談時に問題解決の道筋を説明できる。

以上、業界の内情のような事を書いたが、これは一部業者を攻撃、中傷したりするものではない。あくまでも業界の社会化を目指して、という主旨の基で書いた。情報をオープンにする事で業界がクリーンになる事を願うものである。

以上

文責 井上 俊彦

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