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調査の窓から  さまざまな人間関係・世情・社会的関心ごとなど適宜取り上げていきます
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このコーナーは、調査を通して感じた事を始め、世情、社会的関心ごとなどを適宜取り上げます。ご意見・ご感想など、Eメールでドシドシお寄せください。お待ちしております。


第26回 【  調査会社の今後のあるべき姿  】

探偵社・興信所は
探偵カウンセラーであるべし。

どういう訳か私の会社に、他の調査会社に依頼された方から不満の声がよく寄せられる。

一週間ほど前にもあった。
その人曰わく、妻の不倫の事実及び事実関係について知りたかったので、ある調査会社に電話した。そして、とある駅前で待ち合わせ、調査会社の人物と会い、車の中で調査依頼に至る事情を話し、契約という段階になった。

具体的な調査は、妻が終業後、帰宅するまでの間どこに立ち寄り誰と会っているのか、等々の調査である。午後 5 時 30 分に仕事を終えて、帰宅するのは午後 8 時頃である。職場と勤務先は車で 10 分ほどの距離であるとのことだった。 1 日の調査時間は 2 時間〜 3 時間の調査。日数は 5 日間という約束で契約書を交わした。契約の際、着手金を要求されたが準備してなかったので、手持ちのお金 2 万円ほど支払った。

調査会社の人物の言うままに契約書に住所・氏名を書いた。印鑑は持っていなかったので押さなかった。別れた後、調査料金の 126 万円が余りにも負担に感じたので、調査の中止を電話で申し入れた。しかし、担当者がいない。連絡が取れない。と、言う返事であった。やっと担当者という人物と連絡が取れ、調査の中止を申し入れた。しかし、中止は出来ないという。

中止するならそれなりの違約金 ( 料金は不明 ) を支払え、と言う。別れたすぐ後に電話して中止の申し入れをしたのに違約金とは、不審に思いながらも電話を切った。

その後、契約は約束違反だから違約金を支払え、支払わなければ裁判所に訴えてやる。等々の数回のやり取りの末、どうにでもしろ、という気になってほったらかしにしているが、何も言ってこない。調査会社というのは、どこでもそうですか。と、言うようなことをお聞きしたのであった。

私が聞いたのは依頼者の言い分を聞いたのであって、調査会社の話は聞いてないので、この契約についてどうこう言う気持ちはない。もし、依頼者側の言い分が本当なら、これは、契約を担保にした商法で、悪質商法のひとつに数えられる。今回のケースでは、正式に契約に至ってないにもかかわらず、依頼者の無知につけ込んだ契約であろう事は察しがつく。

本来の探偵社・興信所は、何事かについて知りたいという依頼者の懸案事項を、依頼者に代わって調査し、知りたいことの事実と事実関係、そして、その内容を調査し報告するのが仕事である。それによって報酬を受け取っているのである。

前記のような調査会社は、依頼者の個人の情報を知り、それを元に、勝手な理屈を付けてお金を手に入れようとする人物であって、本来の調査業に従事する資質に欠けた業者である。同業者として恥ずかしい限りであるが、前記のような業者が多いことには驚かされる。

現在の社会は、一口に言うと誰もが「分からなさの不安」の中で生きているように思う。このような時代にあって、我々のような調査業者は、社会から一番必要とされ、頼りにされるのである。社会環境がそうなってきたのだ。その為に我々業者は、時代と共に進化し続ける社会の価値観に合わせ、知的に向上しなければならないと考える。

間違っても、前述のような「人の弱みにつけ込んで金儲けをしよう」等と思われるような調査業者であってはならない。少なくとも私は、前記のような業者と一線を画している。

そこで、これからの探偵社・興信所といわれる調査業者は、どうあるべきかについて述べてみる。

まず、探偵社・興信所などの調査会社は、他者の「困り事」や「悩み事」などの「解消」の手助けをしているのである。と、いう正しい認識を持つべきである。それは、社会福祉の一端を担っているのである。社会福祉の一端を担っているということは、仕事を通じて、 1 人でも多くの人の幸せ作りに貢献している事になる。

自分の仕事は社会の中でどの様に役立っているのかを考えた場合、前記のように「社会福祉」に役立っている。と、思っている。「社会福祉」というと余りにも抽象的すぎるので、少しだけ分かりやすくいうと「幸せ作り」のお手伝いをしている。と、言ってもいい。

人々の「幸せの実感」も時代と共に変化してきている。一昔前には幸せに感じたことも、今は当たり前になってしまっていることが、数え切れないほどある。幸せに感じる価値観が時代と共に変化している。このことに調査業者は気付いてないのではなかろうか。

気付いてない証拠に、調査の手法は今も昔も同じである。調査に使う道具が進歩しただけで、調査に関わる人間的な点に於いては何も進歩してない。考え方が進歩してない、ということである。

時代の進化と共に社会の価値観も進化してきているに、調査業者の仕事に関する価値意識は進化していない。何故そういいきれるかというと、先述の業者のように、無理矢理に仕事を取ろうとする業者の多い事から判断すれば誰の目にも明かである。過去の仕事のやり方では社会に受け入れないことが分かっているが、どうすればいいかが分からないので無理してお客さんを獲得しようとするのである。

そこで、これからの「探偵社・興信所」の位置づけは、
「探偵カウンセラー」であるべきだ、と考える。

「探偵カウンセラー」とは
プロファイリングの能力を備えていること。
近年、どの様な調査も難しくなってきている。情報が取りにくくなっているのである。そこで、調査能力の向上と共に、プロファイリングを活用して、調査の内容を確かなものにしていかなければならないと考える。つまり、調査の付加価値を高めるのである。表面だけの調査では、依頼者の満足は得られない。
カウンセリングの能力を身につけること。
調査は、実際の人、物の動き、移動、そして、それらの内実について調べるのであるが、それには必ず依頼者の「気持ち」というものが絡んでくる。その気持ちを理解したり、方向性を示唆できなければ、単なる調べただけの価値の低い物になってしまう。調査とカウンセリングは表裏一体である。
調査料金の後払い。
これは、調査料金の先払いを請求するのは、業者サイドに立った契約のように思う。そして、調査に自信があるのであれば、出来る限り調査料金は後払いにするべきだと考える。この点について、依頼者側の人に言わせると、「料金のあと払いは、より信頼できる。」と、いう評価の言葉をいただいている。又、調査料金の先払いと調査能力は関連しているようだ。

以上の 3 つの能力を備えた探偵社・興信所が移り変わる社会の中にあって、社会から信頼される調査会社になり得る条件だと考える。時代の進化について行けない調査会社は、依頼者を欺すしかないのである。同時に、悩みをかかえていらっしゃる依頼者の解決されなければならない問題を、探偵ゴッコのようにとらえる業者も問題である。

それとひとつ気になった事がある。
インターネットで探偵社・興信所のホームページを見ていて気になったことだが、業者が手がける仕事の分類で「調査種目」と書くべきところを「調査内容」と表示している業者が結構目についた。あら探しをしているのではない。言葉の意味するところは違うのである、と言いたいだけである。

これは、どういうところに繋がるかというと、依頼者の ( 調査種目の中の ) 「依頼項目」と、業者が報告する「調査結果の報告項目」の内容に違いが現れるのである。つまり、依頼者はこんな事頼んでない、ということになるのである。

依頼項目と違ったことを報告する業者は多いように聞いている。この手の業者は、社会の言葉とは別に業者自身の言葉の解釈を持っているのだろうか。従って、業者間では通用しても社会一般の言葉の意味と乖離現象を起こしているので、依頼項目と違った報告をしても平気なのかも知れない。依頼者に対して、調査をしたことだけを言うらしい。 ( 調査の項目の内容はお構いなしに。 )

いろいろと思ったことを書いてみた。調査業者の悪口に聞こえたかも知れないが、決してそうではない。本心は時代と社会にとって必要とされる「探偵社・興信所」でありたいが為である。それには、時代遅れの業者から、時代にマッチした業者としての意識を持って貰いたいと思ったのである。その為の具体的な方法が「探偵カウンセラー」としての前述の 3 つの基本を身につけることなのだ。
以上

文責 井上 俊彦

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