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調査の窓から  さまざまな人間関係・世情・社会的関心ごとなど適宜取り上げていきます
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このコーナーは、調査を通して感じた事を始め、世情、社会的関心ごとなどを適宜取り上げます。ご意見・ご感想など、Eメールでドシドシお寄せください。お待ちしております。


第27回 【 時代と社会から歓迎される調査業者を希求します。 】

食の安全、安心が叫ばれるようになって久しい。

少し古い記事ですが6月14日付の日経新聞に、外食産業で輸入食材(主に野菜)の原産地表示の実施が進んでいる、とあった。


国内ではすでに生産地、生産者を表示したシールが貼られた食材がかなり出回っている。生産地、生産者、製造業者などの表示がない食材が珍しいくらいになっている。


これら食材の情報開示は、消費者にとって食の「安心」「安全」の保証と共に品質の保証も示唆している。そして、生産者と消費者の距離感が縮まり、消費者は生産者の生産工程が何となくイメージできる。一方、生産者は、自分の名前が直接消費者に分かるので、食する人の立場に立って生産に力を入れるようになる。


その結果、見た目は同じ「ダイコン」「ニンジン」であっても、生産地は何処どこで、生産者は誰々、というようなシールが貼ってあると、食の「安心」「安全」の保証と同時に、品質の保証でもある、と理解して付加価値が付き少々値が張るが生産地、生産者名入りの食材を購入するようになる。


物を生産する産業では、消費者の「安心」「安全」というキーワードを基に、それに一歩でも近づこうと努力している姿がどの業種にも見受けられる。如何に消費者に気に入っていただけるように、選んでいただこうという努力がどの業界にも見られる。


その事を念頭において我々の調査業界を見渡してみると、お客様の立場に立った努力をしているとはとても思えないことを多々見聞する。逆に依頼者であるお客さんの「知られたくないプライバシー」を業者が知った、という弱みにつけ込んで強引な契約をしてトラブルをおこし、業界の信用を失墜している業者の多いこと、多いこと。中には、同業者と言って欲しくない業者が、大きな広告を出してお客さんを集めている。その事については今までさんざん述べてきたのでここでは言わない。


これからの時代、社会から信頼される調査業者を目指さなければならないときに来ている。業者が個々にこの事について自覚しなければならない。明治時代から歴史のある職業であるとか、自分は何々という組織に属している。あるはい政府公認の調査業団体の役員を務めている。等々の調査業者を目にするが、この事とご依頼者でお客様へのサービスとどの様に関係しているのか常々疑問を感じていた。


その結果、分かったことは、何々組織加盟業者、何々団体加盟である、何々弁護士協同組合指定とかを必要以上にうたって、いかにも信用出来る調査会社のように広告宣伝している調査業者の多いことに気付いた。


実は私も業界組織に加盟参加している。しかし、それだからといってその事と、業者の信用とは別問題であると考えるので必要に迫られない限り業者団体加盟会員であることは表に出していない。


それには理由がある。

私は、この調査業というものは調査をする者(業者側)の「ものの見方」「見識」というのか、そういう「知見」を土台にして、仕事に必要な学際的な知識を身につけなければご依頼者の調査依頼に答え切れないと考えている。


調査業者のホームページなどを時々見ることがある。その時にいつも感じることは、自分の会社の優秀さを訴えるのに、「技術」という言葉を盛んに使っている。例えば「一流の調査技術」とかの言葉である。我々の仕事は「技術」ばかりではないのである。「技術」とは「物事を扱う技」とか「道具を扱うテクニック」などに代表されるように、目に見えるある物を使って目的(これが調査の主旨に対応する。)を達成させようという、「道具を使うテクニック」のことである。


探偵社・興信所などという調査業者の仕事は、「道具を使ったテクニック」も重要である。しかし、それよりも重要なのが「依頼者の調査の主旨を理解し、解決されなければならない問題点は何処にどのようにあるのか。」と、いう目に見えない問題点を見いだすことである。そして、次に「道具を使った」ある事実の確認作業になるのである。


調査は「技術」であると捉えている業者は、ご依頼者の「依頼の主旨」「依頼事項」「対応方法」などをはじめ「分からない事」に対する解明方法を身につけてないのである。


どうしてそれが言えるのか

我々の調査は何をさておいても技術が第一義と考える業者の多くは、ご依頼者の依頼事項の意味を自己解釈して調査し、ご依頼者が本当に知りたかったことについて、関連はするが違った調査報告をしてトラブルになっているのを、ご依頼者からよく聞く。依頼した事と違う調査をして、調査は終了しました。と、いって、先払いしたお金は戻ってこない、という事だ。


本来の調査依頼事項と違った調査報告をしてきた。こんな事は依頼してない。料金は先払いだった。と、言うような苦情がよく聞かれるようになってきたのである。これは、業者に調査能力がなかったのか、調査依頼事項の言葉を自分勝手に解釈した結果のいずれかのものである。これらの業者の多くは、調査は「技術」というような錯誤のものの考え方をしているのである。その結果、社会一般の言葉の解釈とずれが発生している。ずれた言葉の解釈の結果、ご依頼者の依頼事項と違った調査をして報告するのである。つまり、ご依頼者の調査依頼項目を、業者の都合の良いように解釈して報告するのである。そして、その時の言い訳は、大人の言い訳とは思えないような言い訳をするのである。


依頼事項の解釈の違いは、言葉の乖離現象を表している。自己都合に言葉を解釈している。そして、言い訳するのは、自分の正当性を無理に主張した結果の「逃亡」である。言い訳の理由に当たる点が逃亡である。これらは業者のある調査における調査能力と知見、見識の問題である。


これらのことを何故言うのか。

私はこの業界に身をおいている。これからの時代と社会は我々のような仕事が、社会環境の変化に伴い、正当な業者は益々必要とされる時代になってきている。一方で、大手といわれる業者は、ご依頼者の悩みを飯のタネにして、放置すれば更なる不幸が訪れるかのごとく、感情論を主体としたセールストークで強引に契約を取り付け、ロクな調査しかしないのに、契約に基づいて法外な調査料金を要求する業者の多いこと。


昨年から今年にかけて調査業者への苦情がよく持ち込まれるようになった。その原因のひとつに、タウンページ広告の仕組みが変わったことの影響もあるだろう。今までになかった見開き1ページのカラー広告板が出たのである。この広告枠は値(ねうち)がある。地方に弱い大手業者は、このタウンページ広告を利用している。広告料金が高い分お客さんであるご依頼者に無理な契約を結ぶようになる。その際、嘘も言う。


これらの業者と我々の様にコツコツと調査業の本質を求めながらご依頼者に役だつ事を考えている業者とは、同じ探偵社・興信所でも月とスッポンほど違うのである、という事が言いたかったのと、それらの詐欺まがいの業者と我々のような業者を峻別するため、私は、本来の興信所・探偵社は「こうであるべき」だと言い続けている。今後も言い続けるつもりである。お陰様で何かと業界について相談を受けるようにもなってきた。(一般の市民からです。)そして、当社の新聞広告を見て、今回のはよかった、とかいろいろなご意見をいただけるようになってきたのだ。


調査業者のあるべき姿とは

基本的な考えは何を置いてもまず、困り事・悩み事を抱えていらっしゃる人に代わって調査をし、依頼項目について、その「事実」と「事実関係」及び「その内容」を調査し、報告すること。そして、調査終了後、ご希望される人には、調査で分かった事柄の「改善策」、「解消方法」を提案し、問題が解決するまで依頼者の立場に立ち続ける。結果、調査業者として社会から歓迎される様になること。


しかし、残念なことに、ご依頼者の困り事・悩み事等々の不安な気持ちをあおり、更に無用な調査を創出して、お金儲けをしている業者が在ることは残念に思う。後者は、今話題になっている「悪徳リフォーム業者」と本質は全く同じである。それらの業者と一緒に見られてはたまらない思いである。


今まで書いてきたことは、ある特定の業者を攻撃する意味でないことは、この文書全体をご覧いただいた方ならすぐにご理解いただけるでしょう。それでもなおかつ悪意に解釈される方は、再度読んでいただきご理解願いたい。

以上

文責 井上 俊彦

「気になることはまず調査」TEL 0120-10-7830 FAX0120-88-7830