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コラム Q&A 法律のいう離婚原因

調査の窓から  さまざまな人間関係・世情・社会的関心ごとなど適宜取り上げていきます
調査を通していろいろな人間模様を垣間見ることができます。
このコーナーは、調査を通して感じた事を始め、世情、社会的関心ごとなどを適宜取り上げます。ご意見・ご感想など、Eメールでドシドシお寄せください。お待ちしております。


第3回 【 離婚を決断する前に・・・ 】

前回は離婚に際して、分かれる時の条件で特徴的な事例を紹介しました。
今回は、離婚が年々増加傾向にある点について、その原因と防止策を少し述べてみたいと思います。

7月26日付の日経新聞の記事に依りますと、「かっては愛の巣、今や足かせ−。」 という書き出しで、「夫婦3組に一組が離婚する中、別れた夫婦が住宅ローンに頭を痛めるケースが多くなってきた。」 離婚もままならず、離婚後も同居する事例もある、と紹介していました。

私達の仕事をしているとどうしても離婚問題の相談を受ける機会が多いのです。日経新聞の言う通り、離婚を決意したものの財産を処分しようにも処分出来ないケースも多々あるのも現実です。処分出来たとしてもかなりの額の損失を覚悟しなければならないのも現実です。

権利と自由が社会的に認知されている今日、夫婦間に於いても男女それぞれの権利と自由に基づいて、家庭生活という共同生活を清算するのが妥当だという考えが、一般化しています。そして、古い時代には見られなかった数々の問題も新たに生まれてきています。

夫婦間で権利意識が表面に出ると問題解決がどうもうまく行かないように考えます。原則を言いますと、夫婦は二人で 「対」 の関係です。夫婦は元々権利とか義務の実現の保証を元に結婚したわけではありません。この人と一生を共に送れれば幸せな人生になるだろうな・・・。とか、この人と結婚出来れば頑張れるだろうな・・・。そして、「結婚したい」 という気持ちの元に結婚相手を選んで結婚したのです。お互いが選び選ばれた結果、結婚に至ったというのが本来の姿です。権利とか義務で結婚したのではなくお互いの 「気持ち」 で結婚したのです。

しかし、別れる時は、お互い話し合いが出来ず、感情的に対立するのです。そして、その感情の溝は月日の経過と共に益々深まり、相手を憎く思うと同時に、別れるに至る不幸を 「こんなハズではなかった」 という思いを根拠に 「相手の非を責める」 様になるのです。

そうなると話し合いが出来ず、結婚するときはお世話にならなかった 「法律」 に基づいて家庭生活を清算しようとします。この 「法律」 に基づいた 「夫婦」 の清算方法は最終的な手段なのに、話し合いが出来ないという理由で 「安易」 に 「法律」 の手を借りて離婚の決着を計ろうと考える人が多いのです。

何が言いたいかと申しますと、「法律」に基づいた離婚が悪いと言っているのではありません。それはそれで当たり前の事ですが、夫婦はお互いに終の人生を誓ったのです。夫婦の一方が他の一方を裏切るような行為が見られても、恨み辛みで 「被害者」 的立場で対応するのではなく、「裏切る行為を働いた」 方の 「気持ち」 (ものの考え方。)をよく聞いて、問題の所在は何処にあるのか、別れる事のメリットとデメリット、等々を考えた上で問題解決を図られる方が、離婚される夫婦は少なくなります。

何も 「夫婦関係を裏切った相手を許せ」 と言っているのではありません。「裏切るに至った、その気持ち」 を聞き、その人のものの考え方を分かるのが先であるという事を言いたいのです。分かった後は、離婚を選択されようが、相手の気持ちを理解出来て、今後更なる夫婦の強い絆になろうがそれは夫婦で決められる事です。

夫婦関係に於いても権利意識が強くなりすぎている気がします。その結果、話し合う、会話する、そして、相手の気持ちの変化を分かる、考え方の変化に気付く等々の行為が希薄になり、離婚を決意するまでに行うべき事を抜きにして早急に結論を求める傾向にあります。離婚するまでの間夫婦の会話が少なかった事から、結果として思わぬ離婚をしてしまった、という話しを後日談としてお聞きします。

結婚を決意するまでは、お互い相当話し合ったのではないでしょうか。結婚を決意するよりも離婚を決意する場合の方がエネルギーがいるのです。そうすると結婚する時よりも更に話し合う事が必要ではないでしょうか。夫婦間で問題が起こるとすぐに法律を頼るよりまず夫婦間の話し合いです。法律を頼るのは最後の手段でよいように思います。

夫婦だからこそ会話するのです。この原則を忘れると夫婦は単なる共同生活者になってしまい、いざこざが絶えなくなるのです。そして、困り事の発生の原因をお互いがお互いのせいにするのです。ここからは、対立するものの考え方が自然の内に発生します。そして、ご自分の権利に基づく主張のみを当然の事として言い出すようになります。この時点になると、法律の手を借りて問題解決を図るようになるのです。

こじれた夫婦関係を解消するコツは、「相手の人間」 とその人間の 「ものの考え方」 を別にして分けて観てみる事です。そうでないと、嫌いな事を言ったり行ったりした場合、その人間の全てを否定してしまう事になるからです。誰でも良い面も悪い面も持っています。

我々の仕事の延長で言いますと、ご主人の浮気が原因で離婚を考えていらっしゃる奥様の場合、浮気をする主人なので離婚を考えるのであって、浮気をしなければ離婚は考えない、とほとんどの奥様が言います。それならば、浮気をするご主人の 「ものの考え方」 に問題があるので、ここのところを改善するか、浮気を出来ないようにすればいいのです。(その方法は個別にご相談ください。) そうする事で、本来望んでいない離婚は回避できるのです。

まず、夫婦間でもめ事があれば、問題の所在は何処にあるのかを考え、その原因を取り除く事に全力で当たれば、離婚に行き着く事はないのです。中間の、やるべき事をやらないで、ストレートに離婚話になるのです。これが、離婚率を高めている原因です。

以上何かの参考になれば幸甚です。

「気になることはまず調査」TEL 0120-10-7830 FAX0120-88-7830