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コラム Q&A 法律のいう離婚原因

調査の窓から  さまざまな人間関係・世情・社会的関心ごとなど適宜取り上げていきます

調査を通していろいろな人間模様を垣間見ることができます。
このコーナーは、調査を通して感じた事を始め、世情、社会的関心ごとなどを適宜取り上げます。ご意見・ご感想など、Eメールでドシドシお寄せください。お待ちしております。


第47回 【  調査に後ろめたさ、引け目を感じるのは、何故か? 】

調査を考えていますが。調べてみたいと思っているのですが。と、いう様に調べたい

と思いながら調べるのをためらっていらっしゃる方からよくお聞きする言葉に「身

内を調べるには気が重い」「何となく後ろめたいものを感じる」「悪いことをしてい

る様な気になる」「裏切っている様な気がする」「引け目を感じる」「コソコソとして

イヤな気がする」等々のお話をよくお聞きします。

 

又、ある業者が定期的にポスティングしているチラシをご覧になった感想について

「調べる方が、コソコソと隠れなあかんのか、何か暗さを感じた」と、おしゃっていま

した。これらのご意見から、我々の仕事の大部分を占める、ある家族がその家族なり

身内に関する事柄を調べるということは、何となく暗いというかダーティなイメー

ジを持たれているようです。

 

また、業者のチラシをご覧になった方がおっしゃっていた様に、調査そのものに暗い

イメージを与えている広告、つまり、裏社会をイメージされる物もあるようです。こ

れでは、家族問題を調べてみようかとお考えになっている人は敬遠されるのではな

いでしょうか。業者がポスティングしているチラシが調べるということに関して、暗

く陰湿なイメージを与えているのは残念なことです。

 

我々の調査という仕事は、プライバシーに深く関わります。故に、社会の第一線に立

って目立ってはダメなのです。社会の黒子に徹しながら1人1人のどうすればいい

のか分からない、という不安とか悩みの原因を調査で明らかにして、カウンセリング

で悩み解消のお手伝いをすることです。暗い仕事等というイメージを業者は与えて

はダメなのです。

 

調査の目的は、悩みの原因をハッキリさせることです。そして、原因が分かるとどう

すればいいのかも分かります。結果、悩みは解消されて気持ちが明るくなる、それが

現実なのでそういう目的で調査を利用して頂きたいものです。

次ぎに、お客さんがおっしゃる「調べたいのだけどどうも気が引ける」「後ろめたさ

を感じる」のはなぜなのか、どうすればいいのかについて触れてみます。

 

我々が行う調査の大部分は、依頼者の家族又は身内の人の何事かについて調べるの

が仕事です。本来であれば、依頼者も調べられる側の人も、気持ちをひとつにした仲

良しの関係にあります。それが、ある事柄をきっかけにして調べる側と調べられる側

という様にいわば敵対関係に置かれます。

 

本来であれば生活の価値観を共有し、理解し合える間柄です。普段お互いがオープン

な関係の間柄であるにもかかわらず、ある日ふとした事から相手は何かを隠してい

るのではないか、心配である。或いは、今までみられなかった不審な言動がみられる。

内緒事ができたのではないか。等々が動機になって、このままほっておくと自分の立

場とか家族関係が悪くなるのではないだろうか。やがて関係が悪化して切断してし

まうのではないだろうか。

 

何とか元の関係でいたい。今、自分が相手に対して思っている不審な言動について問

いただしてみたものの、納得いく答えは聞けなかった。結果を想像すると聞けない。

等々の思いが錯綜して、月日の経過と共に不信感は益々増すばかりである。不審に思

う原因は何なのか知りたい。しかし、自分では何ともしがたいので調べてくれる業者

に頼むしかない。

 

と、いう様な思いが調べる動機になって我々業者は調査の依頼を受けます。調査依頼

の動機は、分からないことが誰にとっても最大の不安、である。と、いう事を根拠にし

ています。特に、人生を共に、と誓った配偶者の行動が分からない場合とか、或いは、

身内の人間の行動が危うい様な気がする。と、いう様に放っておけば良くない方向に

向かうのでは、と思った場合などに事実及び事実関係を知って本来の関係に戻る様

に,という意味で調査は行われます。

 

中には、自分の権利を確保するために行われる調査もあります。例えば、離婚を決め

ている場合です。原因は相手にあるのでその相手の違法性を把握して有利に離婚話

を進めたい、と考えられた場合の調査です。又、何らかの交渉に際し、事を有利に運ぶ

ために相手のミス或いは不都合な行いを把握するため等々の場合です。

 

家族及び身内の人間が同じ家族とか身内の人間を調べる場合に「後ろめたさ」「裏切

り感」等を感じるようです。なぜその様に感じたり思うのかというと、本来は「気持

ちを中心とした関わりの人間関係」にあるからです。理性、理屈よりも関係者の気持

ちの繋がりで保たれている人間関係の人であるからです。そして、本来離別を望んで

ない関係です。

 

一方、離婚を考えた後、調査をする。或いは、何らかの交渉を有利に進めたい、と思っ

た結果の調査は、気持ちよりも直接の利害関係が優位に置かれるので、調査すること

に「後ろめたさ」も「引け目」もそう感じないのです。この場合は、どちらかという

と取引感覚での調査になります。

 

この様に調査を依頼される人がどの様な立場で誰の調査を何の目的で依頼されるの

かによって、依頼者の調べる事へのこだわりは、引け目を感じたり、後ろ暗さを感じ

たり、或いは何のためらいもなく自分の正当な権利として調査を依頼されたりしま

す。

 

そこで、調べてハッキリさせたい、と思うけれど家族を調べるのはどうも「後ろめた

さ」を感じる。と、おっしゃる方は、調べるという事をどの様に理解して調べると、「後

ろめたさ」を軽減できるのか、です。家族を調べる場合「調べられる人と調べて知り

たい事柄」を一緒にして考えるので「後ろめたさ」を感じるのではないでしょうか。

 

いくら守らなければならない、親しい間柄の人間でも、社会にルールとか秩序がある

様に、家族間にもルールはある。ルール違反の内容を調べて改善するのである。家族

の平和と安心を願った結果の事実確認のための調査であって、家族の人を非難した

り攻撃するための調査ではない。と、いう様に「調べられる人と知りたい事柄を分け

て考える」と気が楽になるのではないでしょうか。

 

「後ろめたさ」を感じる要因は更に、調べる人と調べられる人の「関係が継続してい

るから」「気付かれず情報を手に入れたい」「自分が依頼したのを出来れば知られた

くない」等々の思いも関係しているようです。

 

調べられる人と知りたい項目を分けて考えると良いといいました。どの様にしてそ

れを分けて考えるか、です。それは、調べる方の人が自分自身に言い聞かせるのです。

「今以上に悪い方向にもの事が進まない為に調べるのだ。」「事実を知って早く善処

したいから。」「不都合な点を改善したいので調べる。」等々の調べる理由を明確にし

て自分に言い聞かせることで、身内を調べる心の負担は軽減されます。

 

調査は、どの様な調査でも「安心を獲得するひとつの手段です。」人間の不安は、自分

と関わりがあって避けられない対象(人も物もです)の何事かが分からないのが、

最大の不安です。不安解消のために調査は有効です。個人中心の時代といわれている

今、家族の人間関係が揺れ動いています。それに振り回されることがない様に、ご自

分を大切にされる意味でも調査とカウンセリングは誰もが必要な時代になったので

す。


以上

文責 井上 俊彦


『調査の窓から』
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第1回 【 愛について 】
第2回 【 合理的離婚事情とは 】
第3回 【 離婚を決断する前に 】
第4回 【 離婚は人生設計をしてから 】
第5回 【 君子は危うきに近寄らず 】
第6回 【 ストーカーについて 】
第7回 【 DV防止について 】
第8回 【 有名と一流について 】
第9回 【 二極化について  】
第10回 【 プロの条件とは  】
第11回 【 人間関係は挨拶の言葉から  】
第12回 【 時代と社会、そして、調査業  】
第13回 【 不倫は人間学?それとも経済学!? 】
第14回 【 不倫は人間学?それとも経済学!?2 】
第15回 【 不倫と慰謝料 】
第16回 【 浮気と不倫。そして、慰謝料 】
第17回 【 ラジカルに進んでいる調査業社(者)の二極化 】
第18回 【 私はメールで離婚しました 】
第19回 【 女性の社会参加と不倫 】
第20回 【 調査業界の雑感 】
第21回 【 調査は、探偵カウンセラーの時代です 】
第22回 【 調査業者は「探偵カウンセラー」になります 】
第23回 【 いろいろな調査業者 】
第24回 【 歓迎される業界の法制化 】
第25回 【 生活の多様化と人間関係の希薄化 】
第26回 【 調査会社の今後のあるべき姿 】
第27回 【 時代と社会から歓迎される調査業者を希求します。 】
第28回 【 男と女のゲームオーバー 】
第29回 【 ますます分からなくなった人の心 】
第30回 【 建物の構造疑惑と調査業 】
第31回 【 調査業者の課題 】
第32回 【 素行調査の見積もり制に異議あり 】
第33回 【 迫られる調査業の改革 】
第34回 【 調査業の課題 】
第35回 【 探偵業法施行前に思うこと 】
第36回 【 調査業者は、何を期待されているのか? 】
第37回 【 調査業者は何が出来るのか No1 】
第38回 【 調査業者は何が出来るのか No2 】
第39回 【 調査後の対策はこれで万全 】
第40回 【 探偵とは何者なのか? 】
第41回 【 言葉の大切さ。浮気と不倫の違い。 】
第42回 【 役に立たない証拠もある 】
第43回 【 問題解決の方法 】
第44回 【 個人化と調査業 】
第45回 【 調査の価値とは 】
第46回 【 興信所・探偵などの仕事は胡散臭い仕事なのか? 】

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