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調査の窓から  さまざまな人間関係・世情・社会的関心ごとなど適宜取り上げていきます

調査を通していろいろな人間模様を垣間見ることができます。
このコーナーは、調査を通して感じた事を始め、世情、社会的関心ごとなどを適宜取り上げます。ご意見・ご感想など、Eメールでドシドシお寄せください。お待ちしております。


第6回 【 ストーカーについて 】

ストーカーに関する相談と調査依頼が増加傾向にあるので、今回はストーカーについて書いてみようと思う。

相談内容は、イタズラ電話が頻繁にかかってくるようになったから始まって知らない人に後をつけられているようで気持ちが悪い。自宅を見張っている人がいる。留守の間に部屋の中に誰かが入った気配が感じられる。部屋の中の様子が違っていた。部屋の物が移動していた。無理矢理交際を迫られた。暴言暴力を振るわれそうになった。車で尾行されている。別れた人からの嫌がらせが続き、日常生活に影響が出るようになった、どうすればいいか。

ストーカー行為をされているように感じる、という内面の問題から、実際に行動を見張り監視されたり、尾行されたりしている、という具体的な事柄まで様々な形態でストーカー被害が論じられるようになってきたのである。

いずれのパターンにしても、当人にストーカー行為を受ける直接の理由がないにもかかわらず、心理的又は、直接的な被害者が増加傾向にあるのは事実である。そして、ストーカー行為は、男女ともに加害者であり、被害者である。女性ばかりが被害者ではない。

一般にストーカー対策は、具体的な行動の次元の問題として取り上げられ、それらの対策を講じられるが、ここではストーカーになる人、被害者になりやすい人の「心の世界」、「内面の問題」について述べてみようと思う。ストーカー被害予防と、ストーカーの見分ける方法が分かると思うので。

そこで今回は、当社が、カウンセリングを20年来に渡り学び続け会員である「全日本カウンセラー協会」(東京都渋谷区恵比寿西)の研究資料に基づき「ストーカー」の心の世界について、ほんの一部を述べてみたいと思う。これは、ストーカーを行う人の心の問題について研究発表されたもので、「ストーカー」の見分け方を示唆したものであると同時に、ストーカーに狙われやすい人についても述べられている。

その前に、ストーカー行為の8類型について新聞発表されたものをお伝えしておく。

特定の相手やその配偶者、親族らに以下の様な行為を繰り返すと「ストーカー」行為とされる。

  1. 待ち伏せや相手の住居付近での見張り。
  2. 行動の監視。
  3. 面会や交際の強要。
  4. 著しく乱暴な行動。
  5. 無言電話や迷惑FAX送信
  6. 汚物などの送付。
  7. 誹謗(ひぼう)や中傷。
  8. 性的ないやがらせ行為。

以上が平成12年に成立したストーカー行為規制法による定義であり、恋愛に関連したものに限られる。


◎ストーカーになる人
ストーカーを行う人は、分かりやすくいうと「分裂病」の一種である「ソシオパス」という分裂病なのである。「ソシオパス」とは社会の秩序よりも自分の気持ち、欲望の実現を優先させる思考方法である。そして、「依存」と「美化のイメージ」(妄想・服従させる。支配する。屈服させる。自分の価値を評価させたい。)の中に相手を引き込むのである。

ストーカー的人物とは、父親と距離のない関係で成長した子供のことなのである。
「距離がない」とは、「過保護」のことである。そして、父親から「グチや不満や不安」の話しを聞かされることである。そして、子供と同じ気持ちになって遊んで貰うこと。又、「近親姦」や「暴力、暴言」も「距離がない関係」になる。

父親とこういう関わりを持った子どもは、「ストーカー的人物」の「依存症」になる。そして「欲望実現」のため「美化のイメージ」の「妄想」を作るのである。結果、「分裂病」の「ソシオパス」になるのである。


◎父親と距離がない関係とは次の7つのパターンである。

1.父親から過保護の場合・・・
脳の中枢神経の「側坐核」に、「社会が自分を保護してくれる」「社会は自分の我が儘を聞き入れてくれる」「社会は自分の好きなことをやり、嫌なことはやらないというものの考え方を評価して認めてくれる」という「非社会意識」を記憶する。

2.父親から「グチ、不満、不安の話を聞かされた」場合・・・
脳の中枢神経の「側坐核」に「社会は、自分に心配をかけて、気遣いをすることを求めている」「心配性になる。どんな無理、難題でもいうことを聞き、言いなりになる」

3.父親が「子ども」と同じ気持ちになって遊んだ場合・・・
脳の中枢神経の側坐核に、「社会の中で面白いことだけをやり興味のないことはやらない」「自分が楽しめることしかやらない」「社会は自分を気分良く楽しませてくれる」「社会は、自分をチヤホヤしてくれて、ホメてくれる」というものの考え方が記憶される。非社会意識のものの考え方が脳に記憶される。

4.父親が暴力、暴言を与えた場合・・・
脳の中枢神経の側坐核「バット・イメージ」が記憶される。「正常な秩序」に対して、これを破棄して喜ぶという「反社会的意識」が記憶される。

5.父親を「嫌って、拒否する、反発する」という場合・・・
「上を上とも思わない」「命令や指示に対して不服従」「秩序や規範に対して否定する考え」「逸脱や飛躍を好む」というような「反社会的意識」が記憶される。

6.父親との「近親姦」があった場合・・・
「社会性の世界の言葉(左脳の言葉)は存在しない」「社会の中の言葉に無呼吸と心拍の低下に伴う不安を感じる」「性的なスキンシップですり寄って、社会と密着する」という「非社会意識」が脳の中枢神経の側坐核に記憶される。

7.父親に「暴力を振るう」、「暴言」を浴びせた場合・・・
「社会に対して敵対する、対立する」「社会の中で警戒心と猜疑心を持ち、衝突する」「社会の中で威嚇的で、悪感情を出すことが当然」という「反社会的な意識」が側坐核に記憶される。

これらの7つのパターンは、いずれも「無呼吸症」になり「心臓神経症」が作られる。そして、ガマンの能力が低下する。


◎ストーカーの心の仕組みについて

  1. 根本的なコンプレックスを持っている。「親から愛されていない」と思っているところから生じる「自分に自信がない不安」である。自分の外観を飾り立てる。
  2. 個人、組織、団体と「適合」できない。現実と適合できない不安が「苦痛」をもたらす。
  3. 「自分を褒めてくれる人間」「自分のまわりに支配できる相手」「虐待できる相手」「自分の言いなりになる相手」を身の回りに置く。
  4. 「依存」(支配する人間)に絶望する。(相手が逃げる)。それでもストーキングして「依存」する。
  5. 「相手」を支配し、「従属」すれば、「自信」が回復する(と思っている)。

◎ストーカー被害にあいやすい人
  • 同情しやすい人。
  • 罪の意識を感じやすい人。
  • 責任感が強く、自分に対して厳しく、他人を許そうとする人。
  • ガマン強く、人の犠牲になることが多い人。
(ストーカー予備軍は罪の意識にかけている。他人の痛みに鈍感などの。)


◎ストーカーの解決策

ストーカーの客観的事実に頼らず、相手の頭の中のものの考え方を重視する。そして、不安に思っていることを現実の白日のもとにさらし、現実との整合性の可否に重点を置いた交渉になる。第三者の介入が効果的。

ストーカーを行う人と被害者との関係は、50%以上が過去の恋愛相手であったか、もしくは夫婦であった関係にある、という統計がある。恋愛も結婚も相手を選ぶ際の参考になればと願う。

以上

文責 井上 俊彦

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