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調査の窓から  さまざまな人間関係・世情・社会的関心ごとなど適宜取り上げていきます

調査を通していろいろな人間模様を垣間見ることができます。
このコーナーは、調査を通して感じた事を始め、世情、社会的関心ごとなどを適宜取り上げます。ご意見・ご感想など、Eメールでドシドシお寄せください。お待ちしております。


第8回 【 有名と一流について 】

何気なくインターネットのページを見ていたところ、一流について書かれているページに出くわした。詳しいタイトルはどうなっていたか忘れたが、書かれていた内容が示唆にとび、共感した。そして、それは個人のお客様からの依頼を主とする調査業者にとっても大切なことだと思ったので、記憶している範囲で述べてみる。

まず、世の中は物が溢れ、ブランド嗜好の時代である。企業はマスコミを通じてブランドの売り込みに一生懸命である。自社製品を有名ブランドに仕立て上げれば物は黙っていても売れる。それは、有名イコール一流という意識があるから。

そこで、有名は分かる。しかし、一流とは何だろうという様に書かれていた。解説によると、語源的に一流とは、統一された流で、ひとつの流を持っていて、水準が高いというように書かれていた。辞書を何冊か見て一流についてどの様に書かれているか調べてみたところ、前記の概念の通りだった。

更に、一流という概念の中には、独創性、磨き抜かれた個性という内容が含まれていなければならない。それには、独創性を導き出す理念が必要であり、理念を生み出す哲学が欠かせない、とあった。従って、一流とは、哲学、理念を持ちその姿勢を貫いていくことである。というように述べられていた。

要するに、有名と一流とは違うのである。有名になるにはマスコミなどを始め各種の広告媒体を使って名前を売れば有名になる。しかし、一流は、ひとつのものに対する、ものの見方、考え、信念のようなものを持ち続け、その信念を生み出す哲学が不可欠なのである。

肩の凝るような話しで恐縮だが、個人のプライバシーに深く関わる場合が多々ある我々の仕事の今後を考えてみた場合、非常に参考になる文書であった。

我々の調査業者の一部にも、広告宣伝が行き届いている業者がある。マスコミに取り上げられたとか、全国に何百もの支社などがあって、全組織で調査にあたる、とか色々な表現方法でお客さん獲得に一生懸命な業者が存在するのも事実である。

なぜ、この様なことをいうかというと、有名イコール一流と信じて、広告宣伝の行き届いた調査業者に依頼されたお客さんから苦情をよく耳にするからである。テレビに出ていたとか、広告もよく目にするので間違いない業者だろうと思って依頼した。しかし、結果は、ロクな報告がいただけなかった。この程度の報告は最初から分かっていたことである。依頼する時に、調査会社に伝えたことが、いかにも調べたように書かれているだけである。と、いう具合にである。

有名であるが調査に関する何の見識も哲学も持たず、依頼者のプライバシーを担保に、金儲けをしようとする業者と、そうでなく、依頼者の立場に立った調査をする調査業者の二通りがあるという事が言いたかったのである。また、秘密厳守、プロであることをことさら取り立てて強調する業者も多い。

個人のプライバシーを預かっているという自覚があれば、今日の時代、ことさら秘密厳守などとうたうこと自体おかしいと思う。秘密厳守は、当然のことなのである。当たり前なのである。当然で当たり前のことをことさら強調しなければならないところに、問題があるように思う。

個人のプライバシーに関する仕事に就いている人は社会に沢山いる。その人達は、営業広告に秘密厳守をうたっているだろうか。個人のプライバシーに関わる仕事として、医者、弁護士など、誰でも知っている職業に就いている人が、秘密厳守の医者ですとか、弁護士ですとか言うだろうか。聞いたことがない。

又、何らかの専門の業者が、営業広告にわざわざプロです、とうたうか、プロと知らしめなければプロとアマチュアの区別が付かない仕事のやり方なのかと勘ぐりたくもなる。職業としてのプロであるかどうかは他者が認めてくれて初めてプロといえるのである。これらの観点から考えてみても、調査業者としていろいろな点で勉強しなければならないように実感する。

個人のプライバシーに深く関わる我々調査業者は、調査に対する信念、見識、理念、そして、哲学は絶対必要である。他人の不幸(悩み)をあおって飯のタネにしてはいけないのである。我々の業界も有名イコール一流でないのである。有名イコール一流に近づける為に日々研さんが必要と、自分に言い聞かせながら、我々の調査業が社会の多くの人に支持されることを願ってやまない。

以上

文責 井上 俊彦

「気になることはまず調査」TEL 0120-10-7830 FAX0120-88-7830