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コラム Q&A 法律のいう離婚原因


第23回
たかが不倫、されど不倫
 ◆熟女不倫の開き直り◆


昔、「嘘も百編言えばマコトになる。」と、いうような「ことわざ」だか「造語」
だかの言葉を聞いたことがあります。
まさにその言葉を地でいくような熟年女性がいらっしゃったのです。

どういう事かといいますと、不倫を働いていた当の奥さん、ご主人に不倫を疑わ
れたのです。しかし、ご主人のいう不倫の疑いは、単なる酒の上での出来事であ
って、特定の男性と交際を継続し、男女の関係にあるなんてとんでもない。と、言
い張る奥さんがいらっしゃったのです。

今回のお話しは、ある男性からのご相談をもとにしたものです。今後、このよう
なケースが増える傾向にあるようですのでケースタディとして取り上げました。

例によって個人のプライバシーに配慮し、事実と事実関係はそのままで一部再
構成しています。もし、ご自身のことでは、と思われてもそれは全くの偶然であ
る、とご理解下さいませ。

ご相談に来られたのは57歳の男性です。仕事は団体職員です。ご家族は奥様と
1男の3人家族。しかし、子供さんは最近結婚され両親と別居です。従いましてご
相談者のご主人は奥さんと2人暮らしです。奥さんはレストランで昼間パート
勤務されています。

             ★ ☆ ★

ご相談の事例です。
奥さんの行動に不審感を抱かれたご主人は、不倫をしているのでは、という不審
に思う具体的事例を挙げて問いただされたのでした。しかし、奥さんは、何だか
んだといってご自分の行動の説明をはぐらかされるのでした。ご主人の質問に
まともにお答えにならなかったのです。

その結果、ご主人は、益々不審の念を募られたのと同時に、怒りが爆発したのでした。そして、もみ合いになったそうです。何だかんだとわめき合いながらのもみ合いになったのです。

奥さんの不倫の事実について、直接聞いてみたいという思いでお聞きになった
結果です。しかし、奥さんの返事があまりにも的はずれで身勝手だったので、ご
主人は暴力を振るわれたのです。

ご主人曰わく、暴力を振るったと言っても「妻の肩をついただけ。」その時、妻は
よろけてこけた。そして、部屋の柱の角で側頭部を打ちつけて腫れた。その時は
お互いが感情的になっていたので、一時、とっくみあいのような状態であった。
と、言われるのでした。

柱で打ち付けたところが腫れたので、翌日奥さんは病院に行かれ、1週間の診断
書をもらってこられたのです。それ以来、夫婦間は秋風が吹き始め、必要なこと
以外会話を交わさなくなったそうです。今風に言うと、家庭内別居状態になって
しまったのです。

夫婦がこのような状況になったのは、あらぬ不倫を疑い始めた、ご主人の暴力が
原因だ、と奥さんは仰り続けられたそうです。そして、ご主人は診断書をたてに
奥さんに「暴力夫」にされたのでした。暴力夫の烙印を押されたご主人の腹の虫
は収まらなかったのでした。

             ★ ☆ ★

ご相談を受けたご主人は、奥様がある男性とラブホテルに出入りしていた、とい
う証拠をお持ちだったのです。その上で、奥さんの口から正直に不倫を認めて謝
りの言葉が欲しかったのです。

夫婦間のイザコザの原因は、そもそも奥さんの不倫問題でした。しかし、不倫問
題が暴力夫に暴力を振るわれ、怪我をした奥さんの問題にすり替わってしまっ
たのです。なにしろ口ではかなわないご主人ですので口より手が出たのです。奥
さんは手よりも口で対抗されたのです。

その結果、ご主人はいつの間にか、あらぬ不倫の疑いを掛けて暴力を振るう「暴
力夫」に仕立て上げられたのです。
そして、暴力の恐怖から逃れるために、という理由で奥さんは別居されたのです。その時、生活費の分担を、裁判所を通じてご主人に請求され、認められたのでし
た。

奥さん側から見ると、生活費はご主人からいただける上、ご主人に干渉されずに
好きに生活できるのでこの上なく自由な生活を堪能できるようになったのです。

夫婦別居され、離婚は先延ばしにされたのです。離婚は、ご主人が年金をいただ
ける年齢になってから離婚します。と、別居するときに仰って出て行かれたそう
です。このことは、年金制度をうまく利用される予定の発言です。

つまり、夫婦が離婚した場合でも、奥さんが専業主婦だった場合、平成19年4月
以降離婚されたご夫婦は、年金が無条件で、夫婦折半で受給出来るようになりま
す。共働きの場合は、ご主人と協議された上で、ご主人の年金受給額の半分或い
は何割かを、離婚後の奥様も受給出来る、という制度に変わります。奥様は、この
制度を利用される予定なのです。

すぐに離婚せずに当分の間別居をして生活費を頂きながら、もらえるものはも
らった後、離婚しよう。と、いう計算だったのです。

ご主人に対して不貞を働きながら、ご主人に暴力を振るわせ、そして、診断書を
取り、嫌な者と別居。老後は保障を得ながら自分の好きなように暮らしたい、と
いうしたたかな計算をした生き方が出来るものか、と感心させられた事案でし
た。

             ★ ☆ ★

現在、前述の制度が広く知られるようになったのかどうか分かりませんが、離婚
夫婦は減少傾向にあるそうです。特に熟年離婚がです。熟年離婚に限らず、女性
からの離婚相談のアドバイスは、すぐに離婚せずに別居期間をある程度へて離
婚をする女性が多くなってきています。

別居期間中に、ご主人から婚姻費用(生活費)を頂いて、その上で離婚に踏み切る
奥様方が増えてきています。これでは男はたまったものではありません。別居中
にそれなりのお金を払った上、離婚の際に慰謝料を支払うのですから。

こういう女性側の要求に対して少しでも負担を軽くしようという思いで、男は、
借金をしてお金をつくって離婚の際の慰謝料を一括して支払われるケースもあ
るそうです。その方が、長い目で見ると得策だと判断されるからです。

             ★ ☆ ★

今回の教訓です。
夫婦間の暴力は、不貞にも勝る価値がある。
「女の一念岩をも通す。」と、いう諺の通り、女性がこうだと思いこんだ場合、事
の善悪とか結果に至った諸事情とかの過程は別にして「家庭内の出来事」は女
性に軍配が上がる様に出来ているようです。又、社会の趨勢も女性の立場を重視
する様になってきました。

しかし、夫婦間の問題は夫婦の数だけあり、解消方法も夫婦の数だけあるもので
ある。と、考えた方が楽なのです。夫婦間の問題解決方法はいろいろあるので、不
利な条件にあってもあきらめないことです。



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