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コラム Q&A 法律のいう離婚原因


第24回
たかが不倫、されど不倫
 ◆不倫発覚後の対応◆


不倫発覚後の対応方法により、思わぬ結果になる場合があります。
以前にも少し触れた気がしますが、配偶者の不倫が発覚した後の対応方法は、夫
婦の数だけある、と言っても過言ではありません。実に様々です。

不倫が発覚したのですぐ離婚を選択される夫婦もあれば、不倫は許すわけには
いかないが、家庭の事情があるので不倫を中止してくれれば離婚はしない。

家庭の事情は事情として、今でも愛している。不倫さえ中止してくれれば夫婦と
してこれからもやって行きたい。等々、配偶者の不倫に直面された場で、その人
のものの考え方がよく分かります。

             ★ ☆ ★

恋愛結婚が90%以上と言われている今日、お付き合いされている相手と結婚し
ようと決められるのはもちろん当事者です。そして結婚されるわけです。

しかし、結婚後数年、あるいは数十年経って、夫婦の一方が不倫を働き、一方にそ
れがバレ、解決のために夫婦以外の他者が早期に入って夫婦間の亀裂を何とか
修復しようとした場合、結果としてうまく行かない場合が結構あります。

愛情で支えられていた夫婦の間に、他者が入ることによって、無味乾燥であるけ
れど、愛情によってお互いを分かり合えていた部分とか許せる部分が喪失する
ようです。

今回のケースは、夫が不倫を働き、それを妻が知った。そして、妻は夫に何も告げ
ずに妻の実の両親に相談した結果、両親が依頼者となって婿の不倫の事実をつ
きとめ、夫が不倫相手女性と一緒にいる部屋に夫の親を連れて乗り込んだ、とい
うお話しです。

             ★ ☆ ★

事例です。
以下のような主旨のもとで調査依頼がありました。
◎娘婿の不倫の証拠を取って欲しい。
○娘婿は、以前の勤務地で不倫を働いていたようだった。その時、身内の間で話 
 し合った結果、婿は不倫を中止し家族中心の本来の生活に戻る、という約束を
 した。
○しかし、最近再び不審な行動が見られるようだ。家人に見つからないように隠
 れて携帯電話でメールを打っている。職場と自宅は車で15分の距離にもかか
 わらず帰宅は夜の10時過ぎである。帰宅後の食事はまちまちで、摂ったりと
 らなかったりの日々である。
○娘に、婿の行動を聞く限り、心ここにあらずの状態のようだ。夫婦の会話もほ
 とんど無いという。娘曰わく、何とかして現状を変えたい、と言う。しかし、夫
 婦間の話し合いは、感情的になってしまうのでキッチリとした話し合いが不可能だという。
○娘夫婦には、2人の幼児がいる。娘は、離婚は望んでいない。何とか家庭が以前
 のようにうまく行くことを願っている。
○夫婦不和の原因を知り、家庭を改善したいので、どこで何をしているのか
 分からない娘婿の仕事を終えた後の行動調査をお願いする。

以上のような調査依頼を受けて調査実施となりました。
尚、調査対象者は、次のようなプロフィールの人物でした。いつもの事ながら、事
実と事実関係はそのままですが、個人を特定できないように一部再構成してい
ます。

調査対象者(調べられる人)は、国の出先機関で働く国家公務員です。
年齢は33歳。奥様(専業主婦)は32歳。夫婦の間に小学校1年生と幼稚園年少
組の2人の子供さんがあるご家族です。

前述のように、ご主人には不倫歴があります。それは、2年前の前任地での出来
事でした。現住地への転勤は1年ほど前です。そこは、ご自分と奥様の出身県で
す。

             ★ ☆ ★

調査結果です。
ご主人(以下、本人という。)の仕事は、午後5時に終わるのがほとんどです。
通勤は車を使っています。勤務先の建物を出ると駐車場まで100メートルほど
の距離をゆっくりと歩き、時には携帯電話を操作しながら歩いている時もあり
ました。

車で職場を出た本人、コンビニに寄ったり、本屋に立ち読みに寄るのでした。そ
して、公園や神社の空き地に車を止めて、コンビニで買った食べ物を食べたり車
内で見られるテレビを見たり、本を読んだりして時間をつぶしていました。その
後、座席シートを倒して仮眠しているような姿も見られたのです。

帰宅は当然のように夜遅くなります。午後10時〜12時の間でした。このような
行動が4〜5日続いていました。何か変だと思いながら、帰宅拒否症にでも陥っ
ているのでは・・・と思ったものでした。

             ★ ☆ ★

調査は一週間の予定でした。そろそろ調査期間が終了する頃、本人の行動に変化
が見られたのです。いつもの行動である、コンビニ〜公園、神社の境内での仮眠
などのコースを走らず、高速道路に向かって走ったのでした。そして、2時間余
り高速道路を走り、前赴任地に着いたのです。そして、市の中心部から少し離れ
たところに建つマンションの敷地に入ったのでした。

マンションの駐車場に車を止めたのですが、車から降りないのです。約10分近く経過したとき、本人の車の横に軽自動車が止まったのでした。その軽自動車を降りたのは、年齢30歳前後の髪の長い長身の女性でした。すると、本人もその女性と同時位に車を降りて、女性と肩を並べるようにしてマンションの建物内に姿を消したのです。

幸い、そのマンションの各戸の出入り口は外から見えるところにありましたの
で、2人がどの部屋に入るのかを確認出来たのでした。あるマンションの402号
室に本人は女性と一緒に入ったのです。

ご依頼者から調査をお引き受けするとき、万一、本人が女性と一緒にいる場面だ
とか、女性とラブホテルに入ったとか、どこかのマンションに入った場合などの
時は、必ず知らせて欲しい、と申し渡されていたのです。

当社は、それは避けた方が賢明だと何度も言い続けたのですが、本人との約束が
あるので、本人が女性とプライベートなお付き合いをしているであろう、という
推測がされた場合、ただちに連絡をして欲しい、と懇願されていたのです。

本人は女性と一緒に、女性の住んでいるであろうマンションの一室に入って2
時間が経過しましたが、本人がマンションの部屋から出てくる気配はありませ
ん。マンションの部屋をベランダ側から見ると、2部屋のうち一部屋の電気が消
えていました。

本人は、今日マンションで長居をするか泊まるのでは、と思ってご依頼者に本人
が今いる場所のみ伝えたのでした。その結果、ご依頼者である本人の奥様の両親
は、自分たち夫婦と本人の両親との4人で、そこへ行く。その間、本人がマンショ
ンから出るか出ないか見張りを続け、出た場合の行き先を確認してくれ、という
注文があったのです。

3時間余り経過した午後11時30分頃、ご依頼者夫婦を含む4人が、本人が入っ
ているマンションに到着したのです。そして、すぐに本人のいる部屋のドアを叩
いたのですが、部屋の中から応答はないのです。30分間ほど、ドアを叩いたり本
人の名を呼び続けたのでした。そして、やっと部屋のドアが開き依頼者夫婦(奥
様の両親)と、本人の両親は、402号室に入れたのでした。ここで当方はその場か
ら引き上げたのでした。あとは、当事者間の話し合いをします。ということでし
たので。

後日、調査料金の支払いを兼ねてご依頼者が当社に来られたのでした。
その際、ご依頼者が仰るには、402号室をノックして名前を呼んだとき、本人と
女性の2人はフトンに入ったばかりの時だったようだ。2人はビックリして、何
をどうしていいか、隠れることも出来ず、しばらくうずくまって身を潜めていた。
しかし、親たちは帰りそうもないので根負けしてドアを開けた、というように仰
っていました。

             ★ ☆ ★

事の結末について。
本人の不倫の問題について、身内関係者で話し合われた結果、本人夫婦は離婚す
る、という結果になったそうです。ご依頼者曰わく「娘は出来ることならやり直
したい。」といっていた。しかし、本人が離婚する、というのでその様になった。
と、仰るのでした。

本人が離婚を希望されたのは、どうやら追いつめられた結果の発言だった様で
す。4人の親に倫理観を始め、常識論で自分の行為を責め続けられた結果、責任
を取る、という方向で事の結末を迎えよう、と判断されたようです。

ここで何が言いたいのか、といいますと、多くの不倫問題は、部外者がいう「人の
倫」とか「常識」「秩序」等々といったものから離れたところにあり、当事者の
みの「気持ち」による「価値観」で成り立っているのである。と、いう事です。
簡単な言葉で言うと「常識を超えた」「気持ちの世界」で不倫が行われているの
です。

昔のもめ事の調整は、長老に託したり、物知りなどの意見を聞いて問題解決をは
かっていました。いわゆる「社会的価値観」でもの事は判断されていたのです。
今、現在の社会は、個人の価値観が優位にあります。目に見えた形で社会の秩序
をおかさない限り、個人の自由、という様に解釈されるところが大いにあります。

当事者の気持ちによって成立している不倫問題解決に「常識論」は、通用しない
のである、という事と「常識論」でよってたかって責められると、本心でないこ
とを本心のように相手に伝えてしまうのである。と、いう事を言いたかったので
す。

             ★ ☆ ★

不倫などの問題解決は、問題を出来る限り小さくして解決策を見いだすことで
す。つまり、可能な限り当事者で話し合うことです。当事者で話し合うのもコツ
がいります。夫婦間の問題ですので、家の中で話し合うのが普通です。しかし、お
互いの気持ちとか感情のレベルが話題の中心となります。この手の話を話し合
うのは、家の外ですべきです。これは原理原則です。必ずうまく行きます。

夫婦間で話し合いが付かない場合、次に中立的な立場の経験豊かな人の意見を
聞くなどして、少しずつ合意点を見いだすことになるのではないでしょうか? 
いずれにしても、相手の考えを分かり、少しずつ合意形成をする事です。

夫婦問題などを解決する場合、最初から大勢の人の意見を聞く形を作って、当事
者を「ハジさらし」のような位置にすえないことが肝要です。

不倫という問題と、それを行った人の人格をストレートに結びつけて、不倫を働
いた者イコール「不道徳者」「裏切り者」「非常識者」「無責任者」等というよう
にレッテルを貼った上で話を進めないことです。



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