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コラム Q&A 法律のいう離婚原因


第28回
たかが不倫、されど不倫
 ◆内容証明郵便の活用方法No.2◆


前回に引き続き「内容証明郵便」(配達証明付き)を使って、ご主人の不倫相手
女性に、ご主人との交際の中止及び慰謝料の請求をする場合の心構えというか、
テクニックのようなものをお知らせします。

前回では、不倫の証拠が撮れてもご主人を責めない事。まず最初にする事は、ご
主人の不倫相手の女性と奥さんの間で問題解決をはかるべきで、ご主人と奥様
との問題解決はそのあと。これが鉄則、と申しました。

そして、ご主人の不倫相手女性への「内容証明郵便」の文言は「浮気」とか「愛
人」という文言は使わない方がいい、と言いました。今回は、なぜ「浮気」とか「愛
人」という文言を使わない方がいいのかという点について、少し触れておきます。

              ★ ☆ ★

その前に堅苦しい話で恐縮ですが、言葉には「定義」というものがあります。こ
の場合でいう言葉の定義は「浮気」なら「浮気」の言葉の意味する範囲の事で
す。「愛人」に関しましても「愛人」という言葉の意味する範囲です。どうして
言葉の「定義」が大切かというと、言葉にはそれぞれ意味があって、その意味す
る内容があります。

難しい話になりますので、ここでは「浮気」と「不倫」は意味が違うのだ、とい
う感じでご理解下さい。どの様に違うのかと申しますと、「浮気」は夫婦別れは
最初から考えてなくて、単なる一時的な気の迷いで配偶者以外の異性と性的関
係を持つことになります。一時的な気の迷いですので継続性がないものと理解
されています。家庭崩壊の遠因であっても原因にならないのです。

たとえば、たまたま立ち寄ったスナックに自分好みのホステスがいた。そして、
会話を続ける内に意気投合したので店が終わった後食事をし、ラブホテル街の
ネオンの誘惑に誘われるようにしてラブホテルへ入った。その後のお付き合い
はない。又は、風俗で働く女性が気に入って通った。
これらは浮気であって不倫(法律用語の不貞)ではありません。従って慰謝料請
求の対象とならない、という判断がなされています。

              ★ ☆ ★

又、「愛人」という言葉も、慰謝料を請求する場合使わない方が賢明だと思いま
す。男女同権の今の時代、ひと昔前の「愛人」という言葉のイメージ及び言葉の
意味は、お金のある人に囲われている「情夫・情婦」ということになりますので
「内容証明郵便」に「あなたは私の夫と愛人関係にあり・・・」等と書くと、受け
取った相手によっては、言葉尻を捕まえる反撃の材料を与える結果となる場合
もあります。

聞いた話ですが、「愛人」と名指しされ、慰謝料を請求された女性がいたそうで
す。その女性はレッキとした不倫をしていたのですが、「愛人」の立場ではない。
自分は男性から何のほどこしも援助も受けていない。「愛人」ではない。名誉毀
損である、といってさわいだが為に慰謝料請求は中止になった、というお話しで
す。

言葉使いひとつで、対人関係のわだかまりが解決に向かって進展する場合もあ
れば、逆に思わぬ方向に発展する場合もある、という見本のようなお話しです。
言葉尻をつかまえて責任逃れをすすめているのではありません。相手に何かの
請求をする場合は、言葉の意味するところ(定義)を分かった上で実行された方
が賢明だ、というお話しです。

              ★ ☆ ★

ご主人の不倫の証拠が撮れても、それがあるからといって、一番にご主人の不倫
の行為を責めるとなぜいけないのか、と申し上げますと、奥さんは、自分の正当
性をもとにご主人の不倫という身勝手な行為を裏切り行為である、という認識
が働きます。

次に、ご主人との交際中から結婚生活、そして不倫発覚までの長きにわたる思い
を「こんなハズじゃなかった。」「今まで何のために生きてきたか。」「今までの
人生は何だったのか。」等々の「恨み」「つらみ」がつのります。

ここで考えたり思いついたりすることは全て「感情的」なものになります。感情
的になるのは誰でもがそうなる事ですので仕方ありません。いえる事は、感情の
目だけでご主人の不倫を見続けると、ご主人の不当な行為が奥さんの身体症状
に現れるのです。

どの様にか、というと「肩がこる」「夜寝付きが悪い」「行動が鈍い」「疲れる」
「イライラする」「生理不順」という様に神経系統の鈍麻現象の様な症状ばかり
起こります。さらに行動のレベルでは「家事が手抜きになる」「仕事がはかどら
ない」「物忘れをする」という様にです。

これらの原因は、ご主人の不倫という解決しなければならない問題に対して感
情的に対応しすぎた結果、抱え込んでしまったのです。解決の原因を見つけよう
と試みたのですが、気持ちの方が優位にあるものですから、気持ちという内面の
方を見続けたのです。

その結果、身体の神経系統の自律神経のバランスを崩した結果の諸症状が現れ
たのです。

              ★ ☆ ★

自分以外の人間の行為に依ってもたらされたのに、なぜ夫婦の一方の奥さんに
身体症状が現れるのか、です。それは、夫婦は「対の関係」だからです。不倫をし
ている男が隣のご主人だった場合、絶対に隣の奥さんには身体症状は現れませ
ん。

ご主人の不倫を知って、ご主人を責める、という事は、同時に奥さん自身も無意
識に責めているのです。この心の仕組みがありますので、不倫の場合、ご主人の
不倫相手女性の責を問う事で意識を外化させる事が出来ます。内面に問題を引
き入れて、それを心の目でジーッと見つめない事です。解決の対象は、家の外の
人間にあります。

家の外の人間、つまり、ご主人の不倫相手女性に、ご主人との交際の中止と慰謝
料の支払いを請求するのです。この問題が80%解決を見たところで、ご主人と
奥さんの夫婦問題について話し合います。何かの条件を付けて、今後のさらなる
家庭作りに夫婦力を合わせて協力していくのか、
又は、ご主人の不倫を機会に離婚をするのか。そして、ご主人から生活費を受け取りながら別居して今後の生活について考える期間を持つかは、奥さん次第です。

老婆心ながら言わせていただきますと、ご主人の不倫問題は、夫婦問題として話
し合うよりも、まず相手の女性をご主人から離す事。このことから始めると、必
ずと言っていいほど、奥さんの思われるとおりの問題解決方法で解決します。敵
は家の外にいるのである、です。家の中の人間は本来敵ではないのです。

              ★ ☆ ★

次回は、ご主人の不倫相手女性に「内容証明郵便」を出したあとの心構えについ
て申し上げます。



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