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コラム Q&A 法律のいう離婚原因


第42回
たかが不倫、されど不倫
 ◆不倫の功罪とは◆


不倫という言葉のイメージはあまり感心できません。「好き者」「助平」「わがま
ま勝手」「二重人格」などという表面的な言葉のイメージを抱くのは私だけでし
ょうか。いや、大方の方も同じだと思う。その証拠に前回書いたように女性は不
倫をしていることを男に比べて人にしゃべりません。

このことは、やはり「好き者」とか「助平」と思われはしないか、と内心思うと
ころが少なからずあるように思います。もちろん、不倫は家庭不和の原因にな
り、社会的秩序を乱すことに通じるので、そうした自分の行為を人にしゃべらな
いのが一番の原因だと思います。

この様に考えると、不倫は社会から良い評価を得られない上に、自分も後ろ暗
く思うのになぜその様な行為に走る人が多いのか、という問題があります。この
点について少し考えてみたいと思います。

             ★ ☆ ★

難しい事は別にして、簡単に言うと不倫が後を絶たないのは「ストレス解消と
自分は生きられている」という実感と安心を、不倫という性の行為の中で感じ
られるから、だと思います。まず、間違いないでしょう。
単なる浮気ですとセックスによる物理的快感が得られるだけです。後は何もな
いのです。一過性の浮気は、身体的快感の余韻が去ると後は何も残らないようで
す。

一方、不倫の場合ですと身体的快感は身体の芯から得られるようです。又、心の
面から言うと「良かった」「納得」「しあわせ」「嬉しい」等々で表される、心が
満たされた、という「安心感」が得られるように思います。

不倫によって得られる安心感は、自分と社会の橋渡しの役目をします。仕事も人
間関係も何となくモヤモヤしていた気持ちをスッキリさせて、社会の中で生き
ていく自信のようなものが不倫によって、身体と心の両方に生まれます。もちろ
ん、こうなるには男女お互い相手を選ばなければなりません。

             ★ ☆ ★

不倫はストレスを解消する働きがある、と言いました。その事について事例をお
話しします。

ある中小企業の社長さんのお話です。その社長さんは、60歳くらいの人です。
ご自分一代で100人くらいの社員を抱える建設設備関連の会社を営まれていま
す。会社の経営が安定してきた頃から、女性に目がいくようになりました。当然、
奥さんが知ることとなりました。結果は別居です。別居されて10年以上ですが
未だに別居生活が続いています。社長さんはマンションで1人暮らしです。

この社長さん、不倫相手はいつも2〜3人いるのです。相手の女性の方から離れ
ない限り、社長さんの方から関係を絶とうとはしない人なのです。

その社長さんから何度か女性関係について相談を受けていました。その相談の
中のひとつの話しです。社長さんいわく、A子とB子は自分以外の男とお付き合
いしている様に思うので、一度部屋の様子を見に行こうと思っている。一緒に行
って印象を聞かせて欲しい、というお話しを受けました。A子、B子は共に独身
です。社長さんは2人の部屋の合い鍵を持っていて自由に出入りされていまし
た。

             ★ ☆ ★

社長さんの案内のもと、A子とB子の部屋に入りました。日にちを変えてA子、
B子の部屋に入ったのでした。その印象は大変ビックリしたのを覚えています。
社長さんが気になさっていた男の出入りの有無でビックリしたのではありませ
ん。同じ女性が1人で暮らしている部屋ですが、その違いにビックリしたのでし
た。

最初に訪れたA子の部屋は、築10年くらいの4階建てのマンションの3階で
す。部屋に入って靴を脱いで上がった左側に畳の部屋がありました。そこにフト
ンが敷かれていましたので、そこが寝室だということはすぐに分かりました。
問題はフトンが敷きっぱなしであった事と、その敷きっぱなしのフトンの形は
人間がフトンから抜け出たままの形をしていたのです。丁度、蓑虫の抜け殻の様
な形をしていたのでした。更に、着替えた洋服はフトンの周りに転々という形で
脱ぎっぱなし、脱いだ下着類もフトンの周りにまとめてそのままでした。

             ★ ☆ ★

2〜3日置いて、B子の部屋に社長さんと一緒に入りました。これも又ビックリ
しました。社長さんがお付き合いしている女性は、A子の様に大変だらしのない
生活をしている女性だと半分は思っていました。

B子の部屋に入り、それは私の思い過ごし、決めつけの考えであったことがすぐ
に分かりました。A子の部屋と正反対でした。家具調度品は綺麗に備え付けられ
ていました。そして、部屋にはチリひとつ落ちていなかったのです。もちろんフ
トンは押し入れに入っていたのでしょう。見当たりませんでした。完璧に整理整
頓され、掃除も行き届いていた部屋でした。

             ★ ☆ ★

私は、2人の女性を見たことがありました。A子、B子共に美形です。年齢も似て
いて35歳前後の女性です。外見は優劣つけがたい女性の様に見えたのです。し
かし、プライベートな生活は全く正反対のようでした。

社長さんに2人の女性の性格などをお聞きしました。性格はやはり、正反対のよ
うに仰っていました。だらしのないA子は、社長の言うことを全面的に信用し、
何を言っても逆らわない女。B子は、社長さんの言うことも納得できないとトコ
トン質問してくる。なかなかゴマかしがきかない女。と、いうようにです。

この様に中味の違うタイプの女性とお付き合いをしていると、その時の自分の
気持ちで自分にとって都合が良い。A子は、単に癒されたい、リラックスしたい、
と思うときに会う。B子は、話し相手が欲しいとき、何となく落ち込んだときに
会いたくなる女性、というように仰っていたのを覚えています。私は、ついでに
セックスはどちらの女性とするのがよろしいですか、と失礼を顧みずお尋ねし
たのでした。

社長さんのお返事は、『井上君、君は肉が好きか魚の方が好きか知らないが、肉
が好きだからと言って毎日毎日肉ばかり食べられるかね。肉が食べたい日もあ
れば、魚を食べたい日もある。それと同じだよ。』と言うお返事でした。もっとス
トレートな言葉が返ってくるのでは、と期待していましたが少々ガッカリした
のを覚えています。

社長さんの答えは、2人の女性はセックスの際に於いても「好み」「やり方」「サ
ービス」「男への接し方」どれをとってもひとつずつ違う。どちらも甲乙付けが
たいほどの女性である。と言う意味に理解して納得したフリをしていました。

             ★ ☆ ★

前述の社長さんは、妻と別居状態に陥りながらも、不倫を続けていたのでルー
ル違反なので感心できませんが、他にストレスを解消する方法をご存じなかっ
たのです。(本当は、妻側にも責任があるのですが。)同時に、自分の欲求・欲望の
まま不倫に走ったのでした。

不倫はいつも功罪相半ばします。欲求・欲望の実現のみを目的に異性と親しくな
ると罪の方がクローズアップするようです。逆に自分の考え方、行動の規範を支
持してくれる女性と不倫の関係を継続できれば更に広い視野で社会と関わりが
もてるようになるものと思います。



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