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コラム Q&A 法律のいう離婚原因


第50回
たかが不倫、されど不倫
 ◆つきない男と女の悩み◆


我々の仕事の大きなウエートを占めている男と女の問題、特に不倫などは密か
に行われるものですので、その楽しみも口では言えないところがあるようです。
しかし、その密かな楽しみが大きな問題を抱え込む結果にもなります。楽しみ
を、悩みとして抱え込むようになる人は、それなりの「ものの考え方」をされて
いることが分かります。

今回は、不倫がバレても反省の色がない人、というよりも悪いと自覚できない人。
そして一方で、夫の不倫を知りながら問題解決に向かって行動を起こせない人
について書いてみます。

例によって事実を元に書いています。しかし、個人が特定されないようにプライ
バシーに配慮して、事実を曲げないで一部再構成しています。もし、ご自分のこ
とでは?と思われてもそれは偶然ですのでご了承下さい。

              ★ ☆ ★

まず、30歳過ぎの奥さんからご相談頂いた件についてご紹介します。
私は不倫をしています。相手の奥さんから「慰謝料の請求」を求める「内容証
明郵便」が届きました。10日以内に200万円を支払え、ということが書かれて
いました。お金を払わなければならないのでしょうか。

不倫相手の男性は、私が勤める会社に出入りしている営業マンです。その男性に
声を掛けられて交際が始まったのです。交際が始まって10ヶ月くらいです。
身体の関係は交際が始まって間もなくありました。1週間に1回くらいのペー
スで会っています。慰謝料を支払う気はありません。しかし、支払わなければな
らないのでしょうか。

彼に、奥さんから「内容証明郵便」が来たこと、200万円の慰謝料を払えと請求
されていることは既に伝えています。彼の返事は、今奥さんとその事について話
し合っている。と、いうだけで何の相談にもならないので相談しました。と、い
う趣旨の相談をいただきました。

              ★ ☆ ★

不倫がバレて「慰謝料」を請求された。しかし、支払いたくないのでどの様にす
れば支払わなくて済むでしょうか。と、いう相談でした。しかし、彼とは別れた
くない。不倫の関係は続けたい。と、おっしゃるのでした。余りにも身勝手な相
談です。

しかし、私は、事の善悪を言う立場にありませんので、慰謝料の支払いを免れる
方法は伝えました。同時に、自らの欲望を思いのままに実現しようと思うとき、
迷惑を被る人がいる限り、そのつけはご自身に返ってくる。と、いうことは付け
加えておきました。

相談者は、不倫は当事者が納得して行っている。他の人に迷惑を掛けてない。2
人だけの問題だ、という錯誤の考え方と、他者に対する配慮を欠いた身勝手な
「ものの考え方」から「慰謝料」は支払えない「不倫は継続したい」という様
な考えに至ったのではないでしょうか。

              ★ ☆ ★

もうひとつの事例は、夫の不倫に悶々としていた奥さんの例です。
手前味噌で恐縮ですが、夫の不倫で悩み続けていらっしゃって何も手につかな
かった奥さんが、私に相談され、気持ちが落ち着いてきた。と、いうお話です。ご
主人の不倫を知りながら何も出来ない場合、奥さんにどの様な影響が及ぶのか、
ということをお知らせしたかったのです。

奥さんが夫の不倫を知ったのは半年ばかり前でした。不倫が分かったのは例に
よって携帯電話でした。40代半ばの夫です。普段は携帯の置き場所すら忘れる
ほどだったそうです。しかし、ある時期を境にして携帯を肌身離さず、という感
じでそばに置くようになったそうです。そして、夜中に、メールのやり取りをし
ていることが分かったのでした。

夫の行為に不審感を抱いていらっしゃった奥さん。ある機会を捉えて夫の携帯
をごらんになったのでした。そして、明らかに不倫をしていると分かる文書を見
たのでした。それからが大変です。奥さんはストレートに夫の不倫を問いただ
すことが出来ない人だったのです。理由は、そんなことをしたら離婚になる。と、
お考えになったのでした。奥さんは離婚をしたくなかったのです。

              ★ ☆ ★

毎日毎日考えることは夫の不倫相手のこととか、自分が夫と離婚した後のこと。
さらに、恋愛中の楽しかったときのこと。などなどこれから先のことは寂しいこ
とを考え、過去のことは楽しかったことを思うようになった、とおっしゃるので
した。
さらに、不安感がひたひたと押し寄せてきてパートの仕事も手につかない上、物
忘れがひどくなり、考えることはマイナスのことばかり。と、いう状態の毎日だ
ったのです。

この相談者は、ご自分に関係ある事柄に距離をおいて心の眼で観るようになっ
たのでした。当然のごとく、心ここにあらずの状態になって、今現在起こってな
い不都合なことが起こるのではないだろうか、いや起こるに決まっている。現に
夫は私から離れているではないか。と、いうように考えたのでした。不都合な事
の排除に向かわずに、ただ考えたのでした。そして、頭の中が整理できなくなっ
て相談にこられたのです。
              ★ ☆ ★

そのご相談者の奥さんからお礼の手紙を頂きましたので、差し障りのない部分
を書いてみます。

主人の不倫の事で随分悩みました。考えることはマイナスのことばかり。
起こってもいない不都合な事が起こるのでは、いや起こるに決まっている。
と、いうように考え続ける毎日でした。思いあまって、いろいろ相談しました。
相談の時のアドバイスが心にしみました。

今起こっている問題は問題として、不都合な点をハッキリさせて、それを解決す
るために行動を起こす。と、いうように身近な問題をひとつずつ解決すること
で、気持ちの整理もできて、最終的に何をどの様にすればいいのかのヒントも生
まれる。そして、それがハッキリすれば、悩みも解決できる。と、いうように何度
も教えてもらって、そのように少しずつ実行した結果、悩むよりも、実行するこ
とだと考えられるようになりました。

最初は、頭では分かっていたのですが、気持ち的に納得してなかったようです。
特に、夫の不倫ということと、そこから派生する問題を分けて考える、というこ
とがなかなか理解できませんでした。しかし、解決すべき問題を身近なことから
考えていった結果、そのことが自然に分かるようになりました。

一時は自殺をしようかと考え続ける毎日でしたが、相談に乗って頂いたおかげ
でそのような気持ちも吹っ切れました。今となっては恥ずかしい思いがします。
就学前の子供が2人いますので、これから心機一転がんばります。有り難うご
ざいました。

              ★ ☆ ★

この方が悩みを深めた原因は、自分は不倫をしたのではないので傍観を決め込
んだのでした。まるで人ごとのような位置で夫の不倫問題を眺めていたのです。
夫婦は対(つい)の関係である、という心の問題が分からなかったのでした。同時に、ご
自分は何もせず、自動的に解決することを遠くに離れた位置に立って願ってい
らっしゃったのです。この様な姿勢で夫の不倫を見続けていると、不思議なこと
に奥さんの心は、相談者のように北風が吹くようになります。

配偶者の不倫に気づいた場合、一時も早く善処されるのが最善の方法です。この
事は離婚を考えていらっしゃっても離婚はお考えにならない場合でも同じです。
今回ややこしい話を持ち出したのは、夫婦の解決されなければいけない問題は、
早期に原因をハッキリさせて、解決に向かって対策を立てるのが一番である。
と、いうことが言いたかったのです。



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