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コラム Q&A 法律のいう離婚原因


第55回
たかが不倫、されど不倫
 ◆不倫を働いた配偶者との話し合いの方法◆


配偶者が不倫を働きそのことが一方の配偶者に発覚した場合の問題処理の方法
は、ご夫婦の価値観によっていろいろな方法がとられているようです。離婚を選
択されるケース。或いはご夫婦のこれまでの生活を顧みて反省してやり直しを
選択されるケース。更に、当分の間、別居されてご自分達の夫婦について考える
期間を設けた後に、結論を出されるケース。数は少ないようですが、配偶者の不
倫を知りながら何事もなかったかのように、知らぬふりをして形だけの夫婦の
生活を続けられるご夫婦。大別しますと不倫が発覚した後のご夫婦の有り様は
以上のようになるのではないでしょうか。

★ ☆ ★

私どもに配偶者の不倫調査を依頼された方の中から、この人に聞いても差し障
りないだろう、と思った人(主に女性)に、配偶者の不倫の対応方法についてお
聞きしたところ、一番多いのは「不倫は許せない。」しかし、「出来るものなら離
婚はしたくない。」と、いう「これまでの夫婦の生活を顧みてやり直したい。」と
いうご意見が一番多かったのです。

この事は至極当然のように思います。不倫を働く夫を許すわけにはいかないけ
れど、不倫問題がなければ元々好きで一緒になった夫婦だから、何らかの条件付
きで夫婦のやり直しを選択されるのは基本的には賢明なように思います。まず、
話し合い、その結果、今まで知らなかった価値観を共有できない点が発見できれ
ばそのときに、離婚なり何なりを選択されればいいのではないでしょうか。

★ ☆ ★

不倫を働いた配偶者ともう一度やり直してみる。と、おっしゃる方の多くは、ど
の様に問題を処理するかに悩み迷われる人が多いのも現実です。離婚を決心さ
れるならば簡単です。敵対的にもの事を考え、離婚に至った非と責任を相手側に
負っていただくようにある条件の下で話し合えばいいわけです。

しかし、配偶者の不倫問題を処理して、二度と再び同じ出来事が発生しないよう
に夫婦双方で話し合って、これまでと違った価値観で新たな夫婦関係、強いては
家庭を築こう、という話し合いになります。それにはそれなりのエネルギーも必
要となりますので離婚を望んでいらっしゃらない方の中にも、配偶者の不倫の
せいで簡単に離婚、という結果を甘受されている方もあります。

★ ☆ ★

そこで今回は、不倫を働いた配偶者ともう一度やり直す場合、配偶者との話し合
いの方法、つまり交渉の仕方を少し書いてみます。話し合い(=交渉)の方法が
分からないということは、もの事に対して受け身になります。話し合いの必要が
発生したときでも誰かに頼らなければならないなどの、人を頼らなければなり
ません。

話し合い(=交渉)にはそれなりの方法があります。
不倫を働いた配偶者と、やり直すために話し合うには第一に「不倫を働いた人」
と、解決しなければならない「問題」を分けて考え話し合うことです。どういう
事かといいますと、不倫を働いて、いろいろと心配を掛け、悩ませ不安を発生さ
せたのは「不倫という行為を働いた配偶者」です。この「不倫」という問題と
「実行者」を別々の問題として捉えるのです。

人間は機械ではありませんので、誰でも喜怒哀楽の感情を持っています。それも
人によって感情の強弱があります。「ものの見方」「感じ方」なども違います。
いくら夫婦とはいえ、同じ感情で会話し、同じような感じ方などできません。不
倫問題の場合は特にお互いの感情を中心にした、自分の立場の正当性を主張し
たり、相手の非を責めるようになりがちです。そこからは、決して正しい結論は
得られないようです。

従いまして、解決されなければならない「不倫」という問題とその「当事者」を
分離して別々に話し合うのです。話し合うには、勿論話し合うための「目標」を
決めておきます。この場合の目標は、夫婦のあるべき姿とでもいいましょうか、
その欲求なり動機とでもいうのでしょうか、夫婦及び家庭のあるべき姿のよう
なものになります。これに向かって話し合うのである、という「目標」をシッカ
リ設定します。

簡単にいうと、客観的に「不倫」はどの様なことをさしていうのか。どの様な人
がそれを行うのか。不倫を働いている家庭はどの様な家庭(夫婦)に多く見ら
れるのか。その家庭の子供はどうなのか。社会の不倫に対する評価はどうなの
か。倫理観、道徳的に見た場合の不倫はどうなのか。法律は不倫をどの様に捉え
ているのか。不倫のメリットとデメリット等々について「不倫」を題目にした
話し合いです。

★ ☆ ★

重ねて申しますと、ご夫婦で解決されなければならない「不倫」について話し合
い、「不倫」という問題を攻撃している時、そこに配偶者を絡ませないことです。
配偶者の問題は「不倫」問題について夫婦で結論が出た後です。その話し合い
は、相手
の立場を絡ませた話し合いはしないことです。

立場は、社会的な立場とか職業的な立場とか男女の立場とか、家庭内の立場とか
いろいろあります。それを絡めて相手の非を責めると、攻める方にもいろいろな
立場がありますのでお互いの立場を攻撃し合うようになります。そうすると解
決しなければならない問題の本質から外れるようになります。相手のことを攻
めずに「お互いの利害について話し合うのです。」不倫の場合ですと、不倫を継
続した場合のメリットデメリット等々になるでしょう。

★ ☆ ★

この続きは次回に譲ります。今回は不倫を働いた配偶者とやり直すための話し
合いは「不倫」という問題と「当事者」の人間を分けて考えることが、配偶者の
不倫問題を解決する基本だということを覚えておいてください。さらに、話し合
うにはそれなりの場所が必要です。その場所は個別の場所ではなく、家の外です。
家の外ならレストランでもホテルのロビーでも喫茶店でも何処でも良いのです。

社会は勿論、今や家庭の中での家族問題もすべてが話し合い(=交渉)に始まり
話し合いに終わる、と言っても過言ではありません。話し合い(=交渉)を避け
ず、逃げないようにしましょう。個人主義が蔓延している社会です。そこには相
手のことが十分理解できてないばかりに対立関係に発展してやがて不幸な出来
事に繋がっているケースが多々あります。交渉力は生きる力です。



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