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コラム Q&A 法律のいう離婚原因


第56回
たかが不倫、されど不倫
 ◆不倫を働いた配偶者との話し合いの方法No.2◆


前回、配偶者の不倫問題を解決するについて、不倫を働いた配偶者と話し合う場
合、「不倫」という問題と、「不倫を働いた配偶者」の「人」という問題を一緒
にして考えないこと。一緒にすると、不倫を働いた配偶者の人格を攻撃する事に
なり、一方の配偶者との間に益々、距離が発生するから、と申しました。

そして、話し合う場合、問題解決の目標を予め決めておくこと。相手の立場に関
して言及しない事、話し合う場合は、家の中をさけて、家の外で話し合う事、これ
らの事について書きました。

そこで今回は、不倫を働いた配偶者と話し合う場所、家庭内でなくて、どうして
家の外での話し合い(交渉)が効果的でその効果が持続するのかについて、ご質
問もいただきましたのでそれにお答えする形で書きます。

★ ☆ ★

まず、家の中と家の外の違いについてです。これは誰にも共通することですが、
家の中、つまり家庭という空間は、そこで生活する家族の気持ちが中心になって
成り立っています。家族の気持ちづくりの中心は夫婦です。家庭の中とは、気持
ちのままに自由に振る舞え、安らぎの場所でもあります。

例えば、仕事の休みの日、お昼まで寝ていても他人さんは何も文句は言いません。
又、家の中に居るとき、1日中パジャマ姿でいても何も文句を言われません。こ
の様に家族が、家の中の生活はこれでいいのだ、という様に認め合った場合、そ
こでの生活は誰の注意も受けないのです。

一方、家の外はどうでしょう。休みの日だからといって、パジャマ姿で外出して
電車に乗るとどうなるでしょう。まず他人の視線は間違いなく集中するでしょ
う。又、自分は楽だからといって電車の空席に寝そべる事もできないでしょう。
街にはいたるところに信号機があります。これは守らなければなりません。

家の外という社会は、一定のルールとか秩序、さらに規範、法律という理性を中
心とした約束事で成り立っていのは明らかです。家の中の家族の気持ちを中心
に成り立っている家庭とは違います。人間は誰であっても、家の中では気持ちを
中心にした言動を表します。家の外の社会は、個人の気持ちよりも、誰にも通用
する全体的な約束事が優位にあります。

★ ☆ ★

お分かりのように家の中は「気持ちを中心」とした感情を表していい場所です。
家の外の社会は、秩序で成り立っています。従いまして、例え夫婦間の話し合
であっても、夫婦が対立する立場におかれ、その対立する問題を解決するための
話し合いの場所は、気持ち本意に振る舞える家の中よりも、一定のルール、秩序
意識が要求される家の外で話し合った方が、合理的な話し合いが生まれ、又、そ
の結論も得られやすいのです。

私は夫婦間の解決されなければならない問題、あるいは親子間等々の家族問題
は、家の外で、問題点と解決案を箇条書きにして、食事等に出かけて話し合うの
がベストです。と、いい続けています。その理由は、すでに申し上げている通り、
解決されなければならない問題が、気持ち的に扱われるのを防止して、対立を防
ぎ、理性的に解決をはかるためです。

★ ☆ ★

不倫で悩んでいらっしゃった奥さんの事例です。
そのご夫婦は結婚されて11年になります。ご主人は銀行にお勤めで、ご夫婦の
間に2人の子供さんがあるご家庭でした。ご主人38歳、奥さんは37歳でした。

ご相談の趣旨は、最近ご主人の帰宅が通常よりも2〜3時間遅くなる日が週に2
日程ある。この傾向が3〜4ヶ月続いている。過去にも不審な事があった。転勤の
際に餞別のしるしに、と言って「ネクタイ」を貰っていた事があった。セックス
をする時の体位に変化が見られる。夫婦の会話よりも子供との話しをよくする
様になった…その他夫婦間の家庭内での変化を詳しくお話しになったのです。

ご相談に見えた奥さんは、ご主人に対して今までご自身が思っていらっしゃっ
た、家の中でのいろいろな場面におけるご主人の言動は、不倫のせい。と決めつ
けて見ていらっしゃったのです。お話しをお伺いしていて、不倫調査をする前
に、奥さんが感じられている不審な事柄についてご夫婦で話し合ってみる必要
があるのではないでしょうか、と申し上げました。

★ ☆ ★

その奥さんに、ご主人と家の外での対話を進めたのです。対話の内容は、奥さん
が不審に思っていらっしゃる事柄をひとつずつ箇条書きにして、ご主人に「私
はこの様に思うのですが?」「私は、この様に考えているのですが?」「この点
については如何でしょうか?」という口調で、不審なことに対してそうに決ま
っているというように攻撃的な対話をするのではなくて、本当の事を教えて下
さいという様な口調で聞くことをすすめました。

結果、その奥さんは几帳面な人だった様で、私が提案した通り、家の外(レストラ
ンへ食事に誘った。)で、ご自身が不審に思っていらっしゃるご主人の言動につ
いてお尋ねになったのでした。
ご主人は最初ビックリされたそうです。しかし奥さんの質問が不自然でなく理
論的だったせいか、そのひとつ一つに丁寧にお答えになったそうです。

もちろん結果は万々歳でした。私も納得できました、という奥さんのお礼の言
葉をいただいたのです。この様に、家の外では「もの事」を理性的に考え判断
できるのはもちろん、話し合いの結果の約束も持続的な効果をもたらします。

★ ☆ ★

昨今、家族内のいたましい出来事が起こっています。問題だなぁ、と思ったら
食事にでも誘って、そこで何気なく問題点について話し合われる事を提案しま
す。



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