トップページへ
当社概要 理念・営業方針 探偵カウンセラー 調査種目・料金 結婚調査 素行・不倫調査
得意分野 人探し・家出人調査 カウンセリング 交渉術 内容証明・合意書 メルマガ
コラム Q&A 法律のいう離婚原因


第62回
たかが不倫、されど不倫
 ◆配偶者の不倫を知った時、男女の対応の違い◆


配偶者の不倫に関してのご相談は、統計は取っていませんが女性からの相談が
70%以上だと実感しています。相談にこられる女性は、ある程度ご自身で解決
の行き着く先をお考えになって、その方法を相談される場合と、配偶者の不倫に
関して解決策が見いだせない状態で相談に来られる方があります。

いずれのケースでもある程度気持ちが落ち着いた状態でのご相談が多くなって
きました。以前は、配偶者の不倫に、怒り心頭の状況の下で相談にこられる方が
多かったように記憶しています。但し、これは女性の場合です。男性の場合は別
です。ご相談にこられて対面した時は、冷静を装っていらっしゃいますが、内心
は怒りで満ちあふれている男性が多いように思います。

  ★ ☆ ★

昨年の暮れ頃でした。
予約無しにいきなりこられた男性がありました。年の頃は50歳になるかなら
ないかでした。その男性曰く、「妻が、不倫しているのです。」「それが分かった
のです。」「証拠はあります。」「どうしましょう。」と、まぁこういう感じでの初
対面の会話でした。もう少し詳しくお話をお聞かせ下さい、といってその男性の
お話をお聞きしました。

その男性がおっしゃるには、ご自分はサラリーマン。家族は奥さんと3人の子
供さんの5人家族。子供さんは大学生、高校生、中学生という年齢構成です。奥
さんはパートで5年ほど前から働いていらっしゃるそうです。問題は奥さんが
勤務先の上司と不倫をしているのが分かった。許せない。どうすればいいのか
ということでした。

この様にいうと簡単ですが、問題はその男性の狼狽ぶりです。まさかと思ってい
らっしゃった奥さんの不倫が分かった時、天地がひっくり返るくらいビックリ
されたそうです。まさかという気持ちと、裏切られたという思いと、奥さんの不
倫にどの様に対応すればいいのかと共に、不倫を働いた奥さんとの今後のこと、
子供さんとのこと、お互いの両親を始め親戚との関係。更に、仕事のことなどが
次々と頭を駆けめぐった様でした。

  ★ ☆ ★

何から手を付けて奥さんの不倫問題を解決していけばいいのかが分からなくな
ってしまったのです。一種のパニック状態に陥ったようです。私のところに相
談にこられて、お話しされている時も、夫婦の今後についてお話しされているか
と思うと、次の瞬間、怒りがこみ上げてきたのかいきなり奥さんの不倫相手の話
に及んだり、はたまた奥さんの親の話になったりで会話が支離滅裂になるほど
興奮状態でした。

興奮状態で話していることは本人も自覚されているのか、度々話があっちこっ
ちに飛んで済みません。と、おっしゃっていたのです。一通りお話をお聞きして
いて分かったのですが、奥さんの不倫によって不意に迫ってきたご自身の将来
への不安をどの様にして解決すればいいのか、というご相談でした。

現在起こっている、解決しなければいけない問題と関連することを考え出すと
キリがないくらい、あれもこれもと考えられて、何から解決するのが良いのかが
分からなくなるので、最初に解決した方が良いと思われることから手を付けて
は如何でしょうか。と、いうように提案しながら、その男性とは数回にわたって
カウンセリングを行ったのでした。

  ★ ☆ ★

普段は冷静で会社ではそれなりの立場にいらっしゃる男性が、こうも冷静さを
失うものなのかと思ったものでした。冷静さを失う様な状況に置かれたのは、
その男性のお話に依りますと、奥さんの携帯に、不倫相手の男性から送られてき
たメールの内容に原因の一端があったようです。

メールの文面は、奥さんが感じるセックスのポーズと共に、自分の方が主人より
も良いだろう。と、いうような文言もあったそうです。そして、不倫の関係は奥
さんがパートに出られたすぐの頃から始まっていたそうです。(奥さんの話)相
談者の男性は、男としての自分を見下げた相手は許せない。と、いう思いの怒り
で一杯でした。

  ★ ☆ ★

5年間不倫を続けていた奥さんをその男性は許す。しかし、相手の男性は許せな
い、という気持ちを固められたのでした。そして、それなりの対応策をとられた
ようでした。ご相談者の問題解決の目的に合わせたアドバイスをしました。そ
の後、何の連絡もありませんのでうまくいったように思っています。迷った時と
かうまくいかない時はすぐに電話がかかってきていましたので。

相談者の男性は5年間不倫を続けていた奥さんを許しました。その原因を、当
の男性は「子供がいるので・・・。」「会社にバレると格好悪いので・・・。」「家のロ
ーンが残っているので・・・。」「親とかの身内に心配かけるので・・・。」等々と一見
もっともらしくおっしゃっていました。

しかし、本音は、もっともっとご自分の内面にあって、今風にいうと「癒される場
所」「癒される相手」は奥さんしかいない。もし、離婚した場合、「癒される場所
と相手」が、自分から遠くに離れていって限りなくかすんでいき、自分には永遠
に安らぎというものはない。同時に、人間関係から、そして、仕事を辞めた老後は
社会からも孤立をするのでは、というようにお感じになったように感じました。

  ★ ☆ ★

この点女性の場合は男性と少し違うようです。50歳を超えた男性は、自己の存
在を家族を始め周りの人に認めてもらって、存在そのものを優位に置いて、そこ
から安心を受け取るようです。

女性は、以前からいわれていますが、男性に比べるとはるかに現実そのものです。
現実の生活の中での不快な思いは拒否します。経済的な保証を得られれば、不倫
を働いて信用できない男とは別れた方がましだと判断するようです。いくつに
なっても将来の楽しいことに向かって行動を起こします。

これは、女性は言葉と人間関係に生きるというようにいわれているように、男性
に比べて問題にならないほど、人間関係を築く能力が優れているからではない
でしょうか。イヤなしがらみに縛られるよりも、生活の心配さえなければ、別れ
ます。という人が多いのもうなずけます。

  ★ ☆ ★

ある程度の年齢を重ねた男性は孤独に耐えられず、変な理屈を付けて離婚はし
ないのです。離婚しない理由を自分以外の他にあるようにいいます。離婚後の
孤独に耐えられないのです。女性は、人間関係を築く能力がありますので、現実
の問題として処理する能力が男性よりも優れているようです。

生まれた時も、仕事を第一線から退いた後も、男は女が支配する家庭によって生
かされている、ということを実感させられたのでした。



「気になることはまず調査」TEL 0120-10-7830 FAX0120-88-7830