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コラム Q&A 法律のいう離婚原因


第68回
たかが不倫、されど不倫
 ◆中年の不倫の結末とは◆


男が中年の域に達して不倫を始めた場合、なかなか元に戻らない、というお話は
よくお聞きします。不倫相手にのめり込んでしまって理性が効かなくなって元
の夫婦関係に戻るのは大変だということです。

更にやっかいなことに、不倫をとがめると、開き直って証拠を出せとか、誰から
聞いたのだとか、挙げ句の果てに誰のお陰で生活できているのか、という理不尽
なことを言い出す人もあるようです。

中年の不倫(年を重ねてからの不倫。)とは、どれくらいの年齢のことを指すの
かと考えてみた場合、問題を起こしている中年の不倫は、だいたい40歳半ばく
らいから上の年齢の人が一番やばい傾向にあるようです。この年齢になって初
めて不倫を働いた場合、男はなかなか人のいうことを聞かないのです。

  ★ ☆ ★

確かに40歳の半ばにもなれば、仕事にも人生にもそれなりの考えが固定化され
ている年齢です。さらに、これまでの間仕事一筋で頑張ってきた。家族の生活も
不自由させなかった。と、いうように責任を果たしてきた、という自負があるよ
うです。その様な背景の男性が不倫を働き、そのことを家族が知って、中止の忠
告を受けても開き直る傾向にあるようです。

40歳代半ば以上の男性で、これまで仕事一筋に頑張ってこられて、何かのきっ
かけで初めて不倫を経験された人は、なかなか不倫の道から抜け出せない、と巷
間いわれていることは本当のようです。相手の女性は、初めて不倫を働く男の気
持ちを癒すのが上手なのなのでしょう。

  ★ ☆ ★

私は、中年以降に不倫を働いている人を何人か直接見てきました。その人達の多
くは自営業者だったり、中小企業の社長さんでした。中には役所の偉い人もあり
ました。
これらの人たちは、間違いなく一生懸命仕事に打ち込んでこられた人でした。中
年になって息抜きを覚えられたのでしょうか。それとも、女性の何気ない言葉を
真に受けて恋心と錯覚して、接近されたのでしょうか。

元々真面目な人たちで、不倫は初めてですので要領も何も分かりません。家庭と
不倫相手とを区別することは下手なのです。その結果、不倫は奥さんにすぐバレ
ます。バレると開き直ります。夫婦関係は益々嫌悪感一杯の関係になります。
面白くなくなります。不倫相手の女性は、男の嫌がることはなかなか言いません。
ここで男の錯誤が始まります。自分が安らぎを感じるのは不倫相手である、とい
う様にです。

この様に妻と不倫相手を同列に置いて比較し始めたとき、夫婦を始め家族関係
はおかしくなります。頭の中で矛盾したことを無意識に考えているので、現実の
場面でもうまくいかなくなります。不倫を働いている男性は、家の中にいても意
識は家の外です。これが日常的に繰り返されるようになると、家の中は不倫男性
にとって息苦しい場所になります。

  ★ ☆ ★

ある中小企業の社長さんの場合、50歳の時に不倫が奥さんに発覚したのでした。
そして、奥さんにとがめられたのです。しかし、ガンとして不倫を認めなかった
のです。奥さんは、取引先の人とか出入りの人から夫の不倫を知ったのでした。
男性の仕事関係の人の間では、不倫は公然化していたのでした。

ある取引先の人が見るに見かねて奥さんに社長の不倫をそれとなくおっしゃっ
たのでした。そこで奥さんはご主人に確かめられたのでした。しかし、ご主人は
ガンとして不倫を認めなかったのです。強く不倫を否定されたので奥さんは半
信半疑でした。そこで、奥さんはご自身で確かめようとされたのです。

まず、仕事を終えた頃を見計らって、ご主人の会社に出かけられてゴミ箱を調べ
られたのです。メモとか手紙、或いは伝言等の切れ端が捨てられて無いかどうか
を見るためです。おおよそ3日に1回の割合でゴミ箱あさりをされたのでした。
おおよそ2ヶ月ほど経過した頃、ご主人の会社の机の横のゴミ箱から、クレジッ
トカードの利用明細書を発見されたのでした。

そのクレジットカードの利用控えは、デパートの婦人服売り場で買い物をされ
たものでした。この時、奥さんはご主人の不倫を確信されたのです。しかし、2
ヶ月もかかって不倫の証拠らしき物を手に入れられたのです。ストレートにご
主人に問いただすのを辞めて、もっと確かな証拠を、と考えになってご主人の不
倫調査をされたのでした。

  ★ ☆ ★

調査の結果、ご主人の不倫の事実は分かったのです。お相手の女性は、2年ほど
前に会社を辞めた元事務員でした。奥さんは、その女性の顔をご存じなだけに余
計腹立たしく思われるようになったのでした。絶対に許さない、というようにで
す。そして、慰謝料の請求を裁判所を通じてされたのです。

裁判は奥さんの思うとおりの結果になったのでした。まず第一に、ご主人の不倫
相手女性は、ご主人との交際を中止するように、という結果でした。奥さんはご
主人と相手女性の交際を中止させることが一番の目的でした。更に、慰謝料80
万円の支払いをうけられたのでした。

これで一安心でした。しかし、半年を経過した頃、ご主人の態度に何となく不審
を感じられたのです。急に優しくなったり、帰宅するときは帰るコールをされる
になったのでした。当初奥さんは喜んでいらっしゃったのです。しかし、ご主人
のぶっきらぼうで人に気を使えない性格から、おかしい、不倫が復活したのでは
ないかと直感されたのでした。

奥さんの直感は当っていたのです。ご主人は同じ相手と再び不倫を働いていた
のです。不倫相手の女性は先の裁判で決着を見た事を無視されたのでした。そ
こで奥さん、先の裁判の直後に、ご主人の不倫相手女性と交わされていた誓約事
項、「再び不倫を働いた場合は1000万円の損害賠償を、女性は奥さんに無条件
で支払うこと。」と、言う誓約に基づいて、女性との間で調停をされたのでした。

  ★ ☆ ★

結果は、金銭の支払いは半分の500万を分割で支払う、ということで女性との間
では決着がついたのでした。しかしです。これらの一連の流れをご存じのご主
人は、理屈では奥さんのこの度の行為は理解されているのです。しかし、気持ち
的には納得できないのでしょう。

自分の唯一の楽しみを妨害した。家庭を壊すつもりはなかったのに・・・。自分に
も自由が欲しい・・・。何のために今まで一生懸命働いてきたのか分からない・・・。
子供も大きくなって自立した。責任も果たした。と、言うようにおっしゃるので
す。

  ★ ☆ ★

これらのご主人の言い分は一見そうだよなぁ、と言うように理解できる様に思
われます。イヤ、気持ち的には分かる、というものです。しかし、奥さんの立場に
立って考えてみるととても理不尽で身勝手な考えになるのです。一生懸命働い
てきたのは夫婦同じです。子供の自立に向かって頑張ってきたのもです。更に、
自由が欲しいというのもです。ご主人は、自由に振る舞えたり楽な気持ちになっ
たりできる対象を勘違いしておっしゃっているのです。

これらの自分勝手な考えを中止するか、違った見方をしないと夫婦はうまくい
かなくなるのは明らかです。このご夫婦は、ご主人の不倫問題が発覚してから4
年になります。しかし、夫婦の形はありますが、お互いの生活は干渉しないとい
う話し合いのもとで、50代半ばの夫婦ですが、基本的に別居生活をされていま
す。

基本的に別居生活と言いますのは、ご主人が自宅のすぐ近くに部屋を借りてそ
こで生活されているのですが、奥さんが1人でお住まいになっている自宅へは、
好きに出入りできるということです。奥さんは、絶対に離婚しない。と、いう思
いの基でこの様な生活が続いているのです。

一方で奥さんは、離婚に至った場合をお考えになって、夫婦の内容を伴わない形
式だけの夫婦になったのはご主人の度重なる不倫が原因である。と、いうことを
基に、万一離婚になった場合は、財産のほとんどを奥さんの物になるように、ご
主人と話し合って手続きされたそうです。財産の他の預貯金は不倫の発覚と同
時に、奥さん名義に切り替えられたそうです。

  ★ ☆ ★

中年になって男が始めて不倫を働いた場合、理性的にもの事の判断ができにく
くなるのと同時に、感情的な気持ちをどうしてもコントロールできなくなるの
ではないでしょうか。それと、自分の人生の先行きがハッキリ分かるので我が儘
になるようです。これらの年齢に知り合う女性も、情緒的な女性が多いようです。
中年の不倫は、当事者も関係者も「うつ」の状態に引きずり込まれるようです。



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