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コラム Q&A 法律のいう離婚原因


第74回
たかが不倫、されど不倫
 ◆妻の不倫を人ごとのように捉える「うつ」男◆


今回は、夫婦の一方が相手の行動の内容とか意味が分からないと「うつ」になる
という実例についてお話しします。例によって、事実を曲げないように、個人が
特定されないように構成していますので、ご自分のことでは、とお思いになって
もそれは全くの偶然ですのでご了解願います。

今回、男性の「うつ」の事例を書こうと思ったのは時を同じくして2人の男性
から奥さんの不倫の相談を頂いたからです。今、「うつ」の人は6人に1人だ
とかいろいろな言い回しで「うつ」が多発傾向にあると言われています。「うつ」
は社会問題になっています。

多くは、職場での過重労働或いは不適切な職場替えなどを「うつ」の要因のよう
に取り上げられています。しかし、「うつ」は、仕事の場面だけで起こるのでは
ありません。プライベートな生活の中、家の中でも夫婦の一方に不審感を抱きそ
れが払拭されない場合も「うつ」になります。

              ★ ☆ ★

38歳の男性からのご相談でした。ご相談内容は以下の通りでした。
※結婚して10年になる。夫婦の間に子供はない。共働きで、帰宅は妻の方が遅
 く午後8時前になる。家族は、妻の両親と自分たち夫婦の4人。
※妻は、2年ほど前から月に1度位の割合で飲み会があると言って深夜帰宅する
 様になった。それまでは飲み会などと言って帰宅が遅くなることはなかった。
※ある日、妻は首筋にキスマークをつけて帰ってきた。問いただしたが男関係はない。と、ガンとして言い張った。問いただす方法を変えて男関係について聞
 いたがやはり男との関係でキスマークが付いたのだとは言わなかった。
※暫くキスマークのことは話題にしなかった。忘れた頃に再び妻に聞いたとこ
 ろ、今度は認めた。妻曰く、スナックで飲んでいたところ、隣の男がいきなりキ
 スをしようとして顔を近づけてきた。とっさによけたが男に力強く身体を引
 き寄せられ、首筋にキスをされた。
※キスをしようとしてきた男とは何の関係もない。キスマークは偶然付いたの
 である。当然のことだが、男とは身体的な関係は一切無い。と、妻はいう。

              ★ ☆ ★

夫である相談者は、何故飲み会に出かける様になったのかとお聞きになったそ
うです。そうすると、あなたが構ってくれないから寂しくなったからだとおっし
ゃったと言うことでした。その言葉を聞かされた夫は、構ってないのは事実なの
で妻にそのことをいわれると夫として反省せざるを得ない状況に追いやられて
つらい立場になって、それ以上のことは言えなかった。と、おっしゃるのでした。

妻の夜遊びは、夫に責任があるかの様に言われて何も言えなかった夫です。キス
マークをつけて帰ってくるのは夫の責任のように妻に言われてもです。そして、
相談者の夫は猛省したとのことでした。結果、妻のいうようにキスマークは無理
につけられたのであって、妻のいうように身体の関係も何もない、というのなら
妻の好きなようにさせておこうとお考えになったのでした。

しかし夫は、妻の言い分は、言い訳としては分かるものの、ご自身は心から納得
してないことに気づいたのです。そして、悶々と考え続けられたのだそうです。
考えた末の結論は、自分が悪い。妻の言い分は正当である、という結論を出され
たのでした。

しかし、再びこの結論は何かおかしいと、いうことに気づかれたのでした。何か
おかしい変だというように気づいても、どの様な方法で自分の気持ちを安心さ
せればいいのかが分からなかったのです。一番良いのは、再度妻と対話して真実
を聞き出せればいいのですが、何しろ妻には、あなたが悪いからキスマークをつ
けられたのである。と、強く言われているので何も言い出せないのでした。結果、
再三にわたり自問自答を繰り返されるのですが結論は出なかったようです。

友達などに相談したいのはやまやまですが恥ずかしくて相談できない。更に、
悩ましいことを妻が言ってきた。男の陰が消えない妻が出張するのだと、しかも
一泊するという。理由は、勤務先の会社の介護の研修だという。

当然のことながら相談者の夫は、妻の一泊研修は、男との外泊に違いない。と、
考えるのですが、ここで再び、妻に言われた言葉「あなたが悪いからこうなった」
がトラウマのように耳の底にこびりついて離れないのです。そして、真実を確認
するための行動が停止してしまうのでした。

              ★ ☆ ★

夫は、妻の行動に不審を抱いて妻に説明を求めたにもかかわらず、妻は、自分の
行動の説明を回避して、夫に自分自身の行動の責任があるかのごとく、夫婦関係
のある一部の事実を根拠に、自分の行動の正当性を言い放ったのでした。これに
夫は、構ってやってないという事実を指摘されました。それと、妻の行動及び内
容は分からないのです。その二つの事柄を結びつけて考えたので、気持ちは時計
の振り子のように揺れ動き、正しい結論を得られない思考を繰り返されていた
のでした。

結果、妻の言動を受け入れることが出来るかというとそれは出来ない。そして、
忘れることが出来るかというとそれも出来ない。しかし、妻は、自分の悩みと無
関係で益々男との関係を発展させているように感じる。いっそうのこと、妻の異
性関係を調べたい気持ちになるけれど、そこまですると妻を裏切るようになる
ので考え物である。と、いうように、正しい思考と行動が結びつかなくなってし
まったのでした。

              ★ ☆ ★

又、別の男性は、妻が時々家を空けて外泊する。理由を聞くと友達が入院してい
るので見舞いに行っている。と、言う。友達のことを聞いても私の友達なのであ
なたに言う必要は無い、といって友達の名前も住所も教えてくれない。夫婦は
20歳の年齢差がある。夫婦の間に幼稚園の女の子がある。

夫に行き先も外泊先も告げずに好きなことをしている妻は27歳。年齢差があ
るせいかそんな妻でも可愛くてしようがない。最近その妻から好きな人が出来
たので離婚して欲しいと言われた。夫としてそれは受け入れがたい。妻の相手
の男について知りたいけれど、調査して妻が知った場合を考えると調査に踏み
切れない。

2人の男性相談者に共通するのは、自分は何もせずに自分にとって都合の良い
方に問題解決ができないだろうか、と無意識で真剣に考えているのです。夫婦に
不審な点が伺えるようになった場合の対応の方法も分からないし、分からなけ
れば分かるための言動の表し方をも分かっていこうとする姿勢がないのでした。
あるのは現実の回避と逃亡のみです。2人の男性相談者、これでは益々妻との距
離が発生するのは間違いないことでしょう。

              ★ ☆ ★

「うつ」の思考は、限りなく現実と距離が発生して疎外感を日々感じ続けるので
す。まず、正しい言葉が分からない。(言葉の意味を自己解釈している。) それ
に対応した行動が取れない。現実に対応した行動が取れないので、頭の中だけで
の思考が優位に於かれるのです。(これが妄想。)

今回は夫婦間の違和を早期に解決しなければ、夫婦の一方は必ず「うつ」のもの
の考え方に陥る、ということを、事例を基に紹介しました。「うつ」は、いつでも
どこでも誰にでも、という感じで起こり得るのです。対策は、現実原則のものの
考え方を手に入れることです。妄想といわれる「夢の中」での出来事と、現実を
区別することではないでしょうか。現実のあるがままの事柄について思考する
ことが「うつ」にならない方法です。「うつ」は本来家庭の中が発生源になるケ
ースが多いのです。



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