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コラム Q&A 法律のいう離婚原因


第20回
たかが不倫、されど不倫
 ◆高くついた新妻の不倫◆


今回は結婚して半年ほどの新妻の不倫とその結末についてお話ししてみようと
思います。

今の社会、個人の自由と権利が尊重されます。そんな中、自分の物は自分の自由
に取り扱ってもよい、という風潮がうかがえます。それは、単なる物だけにとど
まらず、自分の身体(性)も自分の思うまま、感じるがままに他者に委ねても
いいのだ、という人が多いようです。

物も人間も同一視した結末は、当人にとって思わぬ出来事が待っています。今回
のケーススタディは、結婚して半年くらい経った若奥さんの不倫についてのお
話です。もちろん子供さんはいらっしゃいません。

いつもの事ながら、事実を曲げないように、そして個人が識別できないよう一部
再構成しています。万一、ご自分のことでは、と思われてもそれは全くの偶然で
ある、とご理解下さい。

事例です。
若奥さんの年齢は27歳。1年前に仲人さんの紹介でご主人とお見合いして半年
前に結婚されたのでした。新居は建って間もない賃貸マンションです。ご主人は
32歳で2男です。ご主人の仕事はご主人の父親が経営する会社(製材業)で働
く次期社長です。ご主人の兄である長男は、東京の大学を出て東京で就職。そし
て結婚され東京住まいなので、ご主人の家業は2男が継ぐ手はずとなっていた
のでした。その上での見合い結婚でした。

若奥さんの父親は地方の議会議員です。母親は公務員です。若奥さんは弟との2
人姉弟の4人家族です。若奥さんは見合いして結婚するまでは地方銀行にお勤
めでした。

               ★ ☆ ★

調査依頼はご主人の両親からでした。
○結婚半年の新婚の息子さん夫婦の様子が気になる、というご相談でした。
○息子が出張先から嫁のもとへ電話を入れても通じない時が時々あるという。
 又、嫁は毎週2日ほど習い事に通っているが、たまに休んでいる時がある。
 家庭内では、これといって用事はないはずなのに?
○新婚なのに、息子が仕事を終えて帰宅したときも2人で一緒に過ごす時間を
 持とうとしない。別の部屋でパソコンの勉強をすると言って食事の後、息子の
 元を離れようとする。
○きわめつけは、新婚当初はそうでもなかったのだが、夫婦の性の関係を時々拒
 むようになった。
○又、嫁は義理の両親のもとへよく出入りしていたが、最近寄りつかなくなった。
○あれやこれやと話せばキリがない程嫁の言動に不審を感じる。思い過ごしで
 あればよいが、もし何か隠し事でもあれば今のうちに片付けてやりたい、と、
 思っている。いずれにしても新婚の息子夫婦がシックリいっていないような
 ので、その原因を知りたいので昼間の嫁の素行調査をお願いする。
 以上のような調査の主旨のもと、結婚半年で専業主婦の若奥さんの素行調査
 を行ったのでした。

               ★ ☆ ★

調査結果です。
調査の結果、27歳の新婚間もない若奥さんは、3日に1回位の割合でご主人以外
の男性と親しくお付き合いされていたのでした。

お付き合いの方法は、新居のマンションの部屋に男性を招き入れられていたの
です。男性がその若奥さんの部屋に入る時間と出る時間は、おおよそ決まってい
たのです。午後1時30分から2時の間に入り、出て行くのが午後4時から4時
30分の間でした。2時間から2時間30分、若奥さんはご主人が仕事に出かけて
いる間、別の男性を部屋に入れて、本来ご主人と寝るべきベッドで男性と身体の
関係を結んでいたのでした。

若奥さんの住むマンションの部屋は10階でしたので、建物の敷地から部屋の出
入りを見張るのは不可能でした。幸い200メートルほど離れた場所に古い5階
建てのマンションがありましたので、そのマンションの建物から撮影機材を使
って若奥さんが住む部屋の出入りを確認し続けたのでした。その結果、若い男性
が定期的に出入りしているのが分かったのでした。

若奥さんと若い男性との関係については、ご依頼者に協力いただいて、部屋の中
をある一定時間、撮影と録音したのでした。その結果、前述のように身体の関係
を持っていることが分かったのでした。

以上の通り、新婚夫婦の不仲の原因は、若奥さんの不貞行為が原因だということ
が分かったのです。

               ★ ☆ ★

調査結果の対応
若奥さんの不貞の事実がハッキリしたご主人の両親及びご主人は、即刻離婚を
決意されたのでした。そして、若奥さん側へ慰謝料請求されるため弁護士さんの
もとを訪問され相談されたのでした。その時、弁護士さんいわく、このケースで
の慰謝料は400〜500万円取れれば良い方だ、といわれたそうです。

しかし、その金額ではご主人側としては不満だったのです。結婚式の費用を始め、
新婚生活に入るまでの費用の多くの部分についてご主人側が負担されていたの
です。それと、新婚生活中に不貞をはたらいた妻は、夫始めその親をも侮辱した
最たるものと考える。従って、400〜500万円のお金では許せない。最終的にお金
で解決しなければならない問題と心得ているものの、相手が困る金額を支払っ
てもらわなければ困る。何とか方法はないものだろうか?という相談を受けた
のでした。

               ★ ☆ ★

相手との交渉です。
ご主人側の慰謝料の請求は2500万円でした。
交渉の席にご主人側の両親とご主人、そしてオブザーバーとして私が同席しま
した。若奥さん側は、若奥さんとその両親の3人でした。その他に男女それぞ
れの側に立った仲人さん2人の合計9人での話し合いになったのです。しかし、
若奥さん側の仲人さんは、こんな恥ずかしい立場に立たされるのはイヤだ、と言
って途中退席されたのでした。そして、それに続いてご主人側の仲人さんも難し
い話なので責任を持てない、という事で退席されました。

その結果、話し合いは、結婚したご夫婦の当事者と、その両親、そして私の7人で
進んだのでした。

不貞の事実を若奥さんが認めるかどうかが問題解決の一番です。
最初は、不貞の事実はガンとして認めなかったのです。しかし、当事者しか知り
得ない事実を少しずつ話し、それを若奥さんの記憶に基づいて事実と事実関係
について具体的な説明を求めていったところ、泣きながら不貞の事実を認めた
られたのでした。

次は用意していた慰謝料支払いの義務と責任、そして金額を書き入れた書面に
サインしていただくように申し入れたのでした。しかし、若奥さんの両親は、一
気に合意を見る案件ではない。娘が不貞を働き、大変な迷惑をかけたことは心よ
りお詫びする。次回に誠意を持って回答するので、今日は動揺しているので回答
は勘弁して欲しい、という事で第1回の交渉は終えたのでした。もちろん、この
時点で合意した事柄(不貞の事実とその責は若奥さんに100%あると言うこ
と。)は書面にして交わしたのでした。

               ★ ☆ ★

最終結果です。
2500万円の慰謝料請求に対し、1200万円で合意したのでした。そして、この合
意書もその場で交わしたのです。もちろん、1200万円の支払い方法もキッチリ
書かれたものです。その合意書を「公証人役場」に持って行き、「確定日付印」
をもらって、この交渉は終わったのでした。
慰謝料の支払い回数は2回の分割でした。
このケースは上手く交渉できたケースです。

               ★ ☆ ★

教訓です。
弁護士さんが法律的に処理した場合、400〜500万円しか取れないと言われた案
件が、なぜ1200万円もとれたか。それは簡単です。全てを法的に委ねることなく
当事者で話し合える事は当事者で話し合おう、と言う気持ちが強かった事。そし
て、事実と事実関係が明らかになった以上、早期解決を双方が希望された事。話
し合いの中で合意に至った事柄は、その場で契約成立した、という様に1点1点
を確実に処理していった、という事です。

そして、相手の最大の落度は、
新居にご主人以外の男性を招き入れ、そこで性の関係を持っていた、という事が
大きな意味ある落度だったのです。その点を重視して若奥さん側をつついた結
果、法的処理をこえた慰謝料を取れたのです。

蛇足ですが、同じ不貞でもラブホテルでの不貞と、相手を家の中に招いての不貞
の意味は全く違うのである、という事を覚えておかれると何かの場合役立つか
も知れません。

ちなみに、若奥さんの不倫相手男性は、中学当時の同級生でした。若奥さんが結
婚された後に、たまたま街で偶然会って昔話に花が咲き、暇をもてあましていた
若奥さんと深い仲になってしまったのでした。
若奥さんの不貞相手の男性からご主人側に払われた慰謝料は80万円でした。



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